見出し画像

自己紹介

はじめまして、辰巳法律研究所で講師をしている山田麻里子と申します。

これから、このノートで自分がしていた勉強法・おすすめの本・法律のなかみの話をするにあたって、私がどういう人間かをお伝えしておこうと思い、自己紹介をすることにしました。

1 学歴・司法試験受験歴

出身地は京都、出身大学は京都大学です。中退しているので、学歴は高卒になるんでしょうか。それだと、出身高校京都美山高校通信制、ですね。

平成19年に大学に合格し、その年の司法試験1次試験に合格、翌年から旧司法試験受験を開始しました。

平成20年は択一10点差で敗北・平成21年も10点差だったと思います。平成22年は1点差で涙をのみました。

旧司法試験は平成22年で終了しましたので、平成23年予備試験を受験、論文10位で合格し、口述試験も36位かなんかで合格。

翌年、平成24年に司法試験を受験し、論文296位、総合260位で合格でした。

2 ユニークポイント

私の最大の特徴は、持病がやたら重いということにつきます。

平成20年の司法試験後、大学2回生の夏に突然脳出血を起こして倒れました。もともとモヤモヤ病という難病だったらしく、一過性脳虚血発作・脳出血・脳梗塞を起こしやすい状態であったそうなのです。本人が気づいてなかっただけで、脳虚血発作も何度か起こしていました。

一次試験を受けた理由も、大学に通うことが困難で(まさか脳虚血発作とかが絡んでるとは思いませんでした。怠け者なので、怠け症がでたとばっかり)、このままでは外国語の単位がとれず、司法試験2次試験の免除要件に足りなくなるからしょうがなく、だったのです。

さすがに、脳出血した後、回復するのに時間はかかりました。まず、モヤモヤ病による再度の出血リスクを低減するため、両側側頭部にバイパス手術を受ける必要がありました。頭の骨切って開けて血管つなげてあごの筋肉切って貼り付けてを2回。平成20年の冬と、平成21年の夏に行いました。頭痛いわ切って縫ったとこ痛いわで、手術の後2週間は勉強した記憶がほとんどありません。

次に、脳出血の後遺症が思ったより残りました。体力がない。疲れやすい。すぐに気力が萎える。という状態が合格するまで、いや、合格してからも、続いておりました。最近、ようやく回復傾向にあるかな、という感じです。

ついでに、もともとメンタルが弱く、ストレス耐性が低かったのですが、脳出血をした後、さらにストレス耐性が低くなった気がしています。重要な試験の時は、必ず、体調不良がセットでした。

体調管理?何それおいしいの、という状態。睡眠はたっぷり10時間。ごはんも食べ、散歩もし、酒もやらずたばこも吸わない(受動喫煙はありましたが)。「ふつうの人が少ししんどいな、と思うことはしないこと」という主治医との約束を守り、自分の体をいたわっていても。

予備試験の時は、二日目の民事系の時に嘔吐

司法試験の時は、38度の熱(冷えピタでなんとか)、体の痛み(シップでごまかし)

2回試験のときも38度~39度の熱。

からだよっわ・・・・。

こんな人間ですので、1日の勉強時間は3時間以下!!!!勉強しない日もざらにありました。

3 まとめ

こんな状態でも、方向性を間違えずに努力をし、法律を使う際の考え方を会得すれば、司法試験に合格することができます。一日10時間勉強しなくても、何か好きなことをあきらめなくても、受かる、と私は信じています。実際、1日3時間以下の勉強時間・ストレス発散のための趣味の継続・睡眠時間10時間、という、甘々な状況でも、合格することができました。

受かってみて、修習にいってみて、さらに、「もっとこうしたら受かりやすくなるな!」ということもたくさん出てきました。

これから、できるだけ毎日noteを更新し、一つでも役に立つ情報をお届けできれば、と思っています。

それでは、今後とも、よろしくお願いいたします。



よろしければサポートお願いします!サポートして頂いたお金は、すべて法律書・法律雑誌・DVDの購入・図書館でのコピーに充てさせていただきます。・・・改正があると、お金が飛んでいきますね・・・。