これからの山形大学は20代、30代の若者で引っ張ってもらいたい

 率直にいうと、これからの山形大学は20代、30代の若者で引っ張ってもらいたいです。これは山形大学の教職員だけに言ってるのではなくもちろん大学院生、そして学部生も含みます。
 40代以上の人間は、できるだけ表舞台から引っ込んでほしいです。
 というのも、今の状況はまるで幕末の後半がはじまったみたいです。コロナウイルスは、まさにペリーの黒船的インパクトです。
 そうでなくてもソサエティ5.0という新しい産業革命が、われわれにプレッシャーをかけてきます。
 グローバル化で英語が理解できないと不便な状況も、じわじわとできあがってきています。
 こんなときに対応をスムースにできるのは、はっきり言って40代以上ではなく、20代、30代の若者たちです。
 幕末後半を見ればわかります。
 幕末後半に活躍する人物の大半は、たいていが当時の20代、30代の若者たちです。40代以上の人は登場しません。せいぜい勝海舟くらいです。敗軍(幕府軍)の将として。
 もう40代以上の人間に出る幕はありません。
 幕末はペリーの黒船以降の後半部分(1853年~1867年)をどうしても想像してしまうけど、ペリーの黒船以前(具体的には1830年~1853年)も年表的には幕末に入ります。たとえ幕末前半に若者で、維新の志士だった人も、ペリーの黒船以降はいい年をしたおっさんになり、出る幕がありませんでした。
 自分は、日本は今度こそ大きな維新に入ると予想します。バブル崩壊後から今までも幕末のようだ、と言われてきたけど、それは幕末の前半部分で、今から幕末の後半が始まる気がしてなりません。
 今、もういい年をした40歳以上のおっさん、おばさんは今後、表舞台に出る幕はありません。せいぜいこれから表舞台に出る若者に慕われたら私塾を開いて開講し、門下生を育てるのが関の山です。
 あとはみようみまねで今の若者のまねをして、せいぜい必死について行こうとするくらいかな。

(追記) 本来なら日本全体がそうなればいいんだろうけど、どうせ無理でしょう。山形大学でさえもそうならないかもしれません。
 だけど今の日本政府は、今後は江戸幕府のように倒壊すると予想します。ならばせめて山形大学は(江戸幕府のような)日本政府とは距離をおいて、運命共同体のように一緒に倒壊しないようにしたいし、してほしいです。

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