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ご近所の騒音問題でノイローゼになりかけた話 その3

勇気を出して管理会社に連絡したのにも関わらず、山田と山田の友達たちの騒音は律儀にも毎日深夜にやってきた。

私は眠れない事で体力的にも精神的にも、相当追い詰められていた。
近い将来、管理会社に連絡する時のために、更には法的な手段をとる必要があった時のために、証拠集めとして事細かくメモをとるようになったし、スマホの録音機能で裏庭にたむろして喋っている山田達の会話を録音したりしていた。

そして、5/28の深夜2時半に信じられない事が起こった…。

深夜2時半、男女が大声で会話しながら山田宅へ入室し、その後ずっと会話が聞こえている。

ここで補足説明をすると、私の部屋には窓が2つあり、
一つは裏庭に面した窓で、もう一つは玄関に面した窓だ。
山田の会話は裏庭側の窓から丸聞こえだった。
ちなみに私の部屋は2階だ。

そうこうしているうちに、山田と女は部屋から出てきて、なぜか分からないが私の玄関側の窓の真下で喋り出した。

その10分後、二人は唐突にキスをし始めたのだ!!!
この話を色んな人に話したが、みんな口を揃えて「キスなんてしてるかしてないかわからへんやん」と言うのだが、それは違う。
本当に、信じられないほどの音量でチュッチュ聞こえるのだ…。

私は暗闇の中で凍りついた。さすがに嘘やろ?やるとしても、なぜ外で?
理解ができなかった。

そんな中、山田と女は次のステップに進んでいく。
女が「私さぁー、胸の大きさが左右で全っ然違うんだよね!」と言い出した。

女「ほら、見てみ?全然違うでしょ?」
山田「うわぁ〜!マジだぁ!全然違うじゃん!」
女「ね!そうでしょ!触ってみ!ほら!」
という流れで、どうやら山田が女の乳を触っているらしいことが分かった。

しばらく沈黙が続く…。
と、突然女が「ギャァ!上から触るなぁ〜!下から触ってよね!」と大騒ぎし、山田は言われるがままに下から触った。(知らないが)

その時すでに4時過ぎで、空は明るくなり始めていた。
6時には起きないといけない私は、怒りに満ち溢れ、本当に勘弁してくれ!!!と思っていた。

それから女が「蚊がすごいし、もう部屋に入ろ!」と言い、山田が「不完全燃焼だわ〜」と言って部屋に入っていった。
ドアを開けた時に女が「部屋、めちゃくちゃ明るいじゃあ〜ん!」と、確実にアヒル口で言っていた。(知らないが)

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