【公開収録】返事は「 ハイ!かYES」/山田ラジオ#210
話し手:山田崇さん(株式会社ドコモgacco)、須永野乃さん(株式会社パンクチュアル)、徳永達己さん(拓殖大学国際協力学研究科 国際開発専攻 教授)加藤さわねさん(オンラインかばん持ち)
書き手:石井恵里(オンラインかばん持ち)
日時:2023年6月17日(土)7:00~7:40
Check in
山田崇さん:
長野県塩尻市から参加しています。昨日信州大学で「地域活性化システム論」で授業を担当させていただきました。2015年から授業をしてきて9年目になりますね。私は歳を重ねていますが、1年生対象の授業なので、毎年18歳、19歳を対象にしています。学生にぜひ会ってもらいたいと思うゲスト講師をお招きして学生に紹介できたことが大満足でした。
講師には、株式会社パンクチュアル代表取締役の守時健さんと、新卒で株式会社パンクチュアルに入社して2年目になる須永野乃さんに来ていただきました。
加藤さわねさん:
守時さん、野乃さんとは私も数週間前にお会いして、パワフルなお二人とお話しできてとても楽しかったですね。
地方に住みたくなるシステム
山田さん:
昨日は株式会社パンクチュアルの守時健さんと、須永野乃さんに、「稼ぐ」をテーマに、システム論ということで、ふるさと納税を取りあげて講義をしていただきました。私も2021年までは塩尻市役所で公務員としてふるさと納税を担当させていただいたときもありました。ただ、現役でやってはないので、今携わっているリアルなお話しが聞きたいと思いゲスト講師にお話しいただきました。また、地域という側面でも、働く場所・暮らす場所・子育てという文脈で注目されたり、都市圏から地方に旅行だけではなく人が来る仕組みは国も後押ししていますよね。
私も1回なら塩尻市に来たくなる仕組みが作れると思いシティプロモーションをやっていましたが、住む、となると一気にハードルが上がるんですよね。
授業の中で住めない理由について考えてみると、そこに働ける機会がないとなかなか定着できない。では、なぜ地域で働けないかを考えると、都市部の方が仕事が選べて給料が高いという課題があって。だからこそ、都市部に行かなくても地方で十分給料が高くできるってお話も面白かったですね。
須永さんも昨年3月までは大学生だったので、学生と近い視点で講義いただけて良かったですね。
加藤さん:
確かに、地方に住むハードルは仕事がないことだと思いますが、守時さん、野乃さんは事業をされている静岡県沼津市で十分稼いでいると思うので、新しい風を吹かせている企業だなと思いますね。そういった企業が増えると地方への流入も増えるかなと思います。あとはゆるキャラの話も印象的で、バズる何かがあると、とても注目が集まるようになるんですよね。
ここから先は
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?