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柴犬、ストラバイト結晶を溶かしきる。

健康診断でストラバイト結晶が見つかり、ロイヤルカナンDラインのみの食事を余儀なくされた柴犬山田。

処方された療養食は、食べやすいように作られていたみたいだが、友達に会ってもオヤツが食べられない、もらえても療養食というのはストレスだったらしい。
水分量の多い食事をするとお腹を壊さないので(それが理由で手作り食を始めたのだが)、ぬるま湯を足してふやかしながらご飯をあげる。
1,2日こそ普通に完食したのだけれど、3日目以降は残してみるものの、それ以外食べるものがないので諦めて残りを食べるという行動が続いた。

そして、1週間後。

再び尿検査&初めてのレントゲン

診察室には飼い主同伴で採決の時も一緒に頭を抱えてあげていたが、レントゲン室には入れない。そして、柴犬山田は仰向けにして大丈夫なのは家の中だけだ。お外の芝生も実家の私の部屋でもダメだ。獣医さんも「特に柴ちゃんは苦手だから。プライドが傷つく。」という。へなちょこの柴犬山田にプライドがあるかどうかは定かではないが、犬一倍苦手なのは間違いない。

待っている間、奥のレントゲン室からは、柴犬山田の抵抗で床を必死にひっかく音と獣医さんと看護師さんの説得の声が響いた。
念のためカラーはしていたが、柴犬山田は鳴き声も上げず、獣医さんたちを攻撃することもなく頑張った、らしい。見えてないけど獣医さんが「ものすごく頑張った」と言ってくれたんで頑張ったんだろう。

で、結果。

ストラバイト結石発見されず。

尿検査でも結晶は発見されなかった。

良かった!!

今後もこの療養食で行きましょうということになり、8キロ買って帰りました。カートに乗せていたから持って帰れたがデカかった。あんまり大きいものを買っても湿気ちゃうかなと思ったが、先代のワンコもこれくらい大容量のもっと安いものをガンガン食べて16歳まで長生きしてくれたので大丈夫か。小分けして冷蔵庫に入れて、本体の開閉を少なくするなどして工夫しよう。


ほぼ自分と同じくらいのフード持ち帰り

ただ療養食だけでは不満なのも分かっていたので、いつもの缶詰を見てもらいながら獣医さんと相談。「良いの食べてるのねぇ。」と言われた。
・・・まぁ、私も半分は食べるものですからね。
結果、トッピングもあげてみてまた来月に様子を見ましょうということになった。「食べる楽しみがなくなるのはかわいそう」とおっしゃっていただいた。
茹でるとリンやマグネシウムの含有量は減るらしいので、肉も野菜も一度茹でこぼしてから与えて、また来月の結果を見ようと思う。
あとね、今のフードのままだと水でふやかしても💩がカチカチなのよ。毎回、ひねり出すのに苦労してるのよ。
「千と千尋のでカオナシがくれた金塊みたいな💩をする」って言ったら、友達には「いったい何を言ってるんだ。」と言われたけど。


それは千尋もお断り。

帰りに公園に寄り、私がサンドイッチを食べていたら、分けてくれと膝に手をかけてきた柴犬山田。
まぁ、パンの耳のかけらくらいならと5mm大をつまんで鼻先に近づけた。

見ると滅多に振らない尻尾が左右に小刻みに動いてた。
そうとう嬉しかったらしい。

狙う。

かあちゃん、君がおいしくご飯を食べられるよう頑張るよ。

今まで通り、一度茹でて使おうと思う。






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