見出し画像

ヘンリク・ベックの芸術的執念

ヘンリク・ベックの水彩画(上掲)『人影なき、焦土と化した夜のワルシャワ』は、1944年、蜂起後の破壊されたワルシャワの掩体壕で描かれた。

ベックは蜂起が終わった後も同地にとどまった。

劣悪な生活環境、恐怖、水道水の欠乏といった逆境にもかかわらず、ベックは制作を止めなかった。

(この記事はアプリ「デイリーアート」の内容をもとにして書かれた。翻訳: Hiro Watanuki)

この執念は見上げたものだ。

筋金入りの芸術家精神がそこにはある。

危機に陥ったとき、制作をつづけることができるか?

それが問題である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?