デュエマ担当ヤマダの2021年殿堂予想「第五回・レアレジはプレミアム殿堂されるべきである」(6/X/2021)#アド速 #デュエマ担当ヤマダ
殿堂予想企画も今日で最終回。
トリを飾る予想はこのカードです。
☆プレミアム殿堂入り
《レアリティ・レジスタンス》
問題児
とうとう現環境で特に活躍していないカードが登場してしまいましたが、ヤマダは正常です。
最近の競技シーンでは見かけませんが、一昔前の【デッドダムド】では採用されていることがありました。
このカードに関しては性能や支配率ではなく、ある面倒な問題を引き起こしていることから、長年「プレミアム殿堂入りしてほしい」と個人的に考えています。
《レアリティ・レジスタンス 》の解決時に参照されるレアリティは、ゲームで使用されているカードに実際に印刷・表記されているレアリティを参照します。そこで問題になるのが、「レアリティが変更されたカード」の存在です。
レアリティ表記なし
ベリーレア
例えば、この《オールデリート》にはレアリティが表記されていないものと、VRと表記されているものがあります。前者は《レアレジ》の影響を受けませんが、後者は受けます。
この差異が、正直言って無用な煩雑さを生んでいます。
例えば、相手の《レアレジ》でマナを減らされたくないと思うなら、前者の表記なしバージョンを使用しなければいけません。
しかし、デッキのカードをできるだけ光らせたいという人は多いでしょうし、そういった人たちにとっては「使いたいカードを使えない」というストレスになっています。
《クロスファイア》の場合ですと、始めて収録されたデッキ版と、プロモ版のものだけレアリティが表記されていません。それ以降に再録されたものはすべてSR表記です。
出回り量で言えば圧倒的にSR版の枚数が多いので、手に入れやすいのもSR版です。今後再録される時も、きっとSR版でしょう。
しかし、相手に《レアレジ》で戻される場合を考えると、表記なし版の「下位互換」だと言わざるを得ない状況です。ですが、表記のない《クロスファイア》にこだわって集めるのはなかなか苦労します。だって8年前(2013年)のカードですからね。
プロモ版のほうがもしかしたら見つけやすいかもしれませんが、なかなか高額です。
とにかく、《レアレジ》を意識して最善の選択を取ろうとすると、不自由なカード選択を強いられるわけです。
でも多分、1000試合やって恩恵があるのは1,2試合でしょう。
こういった現状の問題に対して、「テキストと同じように、最も新しいバージョンに合わせて処理をしよう」という提案もあります。
ですが、自分が使用していないカードの最新のレアリティまでしっかり記憶するというのは難しいと考えています。いや、絶対ムリでしょう。
特に昨年のエクストラパックではかなりの数のレアリティ変更が行われました。これらすべてを暗唱できる者だけが石を投げよ。
というわけで、こういったゴチャついた現状をルールでスマートに解決するというのは、ちょっと一筋縄ではいかないと感じています。
だからもういっそ、プレ殿してしまうほうがいいんです。