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デュエマ担当ヤマダの2021年殿堂予想「第二回・ドルガンの規制は予告されていた?」 #アド速 #デュエマ担当ヤマダ

↑前回の殿堂予想記事。

さあ、2021年夏の殿堂予想第二回です。

☆殿堂入り(1枚制限)

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《龍装チュリス》

「ドルガン殿堂」の伏線

今回の予想は《”龍装”チュリス》の殿堂入り。
使用されてきたデッキは【ドギラゴン剣】系統のあらゆるデッキです。
3ターン目に革命チェンジを成立させるシンプルなカードパワーで当時すでに強力だった【ドギラゴン剣】を決定的に強化し、全国大会2016をこれ1色に染め上げました。
言うまでもなく、《ドギラゴン剣》の殿堂入りを決定づけた1枚です。

昨秋に『蒼龍革命』が発売してからこっち、【ドギラゴン剣】系統のデッキは完全に復権しました。《ドギラゴン閃》と《ボルシャック・サイバーエクス》がもたらしたインパクトの大きさを感じさせます。
《オニカマス》のようなメタカードを使われても《サイバーエクス》で乗り越え、出されないならそのまま2種の《ドギラゴン》で押し切る。
その攻撃速度を支えているのは、結局のところ《龍装チュリス》です。
単純なスペックだけでも、殿堂予想の議論に上がるには十分でしょう。

それに加え、復権のきっかけとなった『蒼龍革命』の中に、「ドルガン殿堂のフラグ」が仕込まれているのではないかと感じました。
発売時点ですでに、近い将来の殿堂入りをある程度織り込んでいたのではないか?そう思わせるカードがいくつか収録されています。

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《聖霊龍騎サンブレード・NEX》は、元のコストは6ですが自身の能力で4コストに軽減できるスピードアタッカーです。
登場時の手札入替能力も相まって単体でみればそれなりに評価できるスペックなのですが、現状では「1コスト重いドルガン」として扱われてしまっているのが現状です。

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《チャラ・ルピア》は多色化したおかげで1コスト軽くなった《コッコ・ルピア》です。軽くなったおかげで3ターン目に《バルキリー・ルピア》に進化できるので、サーチから確実に革命チェンジを決めることが出来ます。

いずれも、『蒼龍革命』で新たに登場した革命チェンジへとつながるルートです。ですが、すでに《龍装チュリス》が存在している世界では、ほとんど注目されることはありませんでした。

しかし最近話題の【赤白ドギラゴン剣】では《チャラ・ルピア》から《ワルキューレ・ルピア》につなぐルートが採用されており、実際にこれらのルート自体も十分に強力だということが知れ渡り始めました。

「ドルガンほどではないが十分に強力なルート」
いわば調整版というべきルート。

これは少なくとも、
「いつでも殿堂入りさせる準備は済んでいる」
というメッセージなのでは、と考えます。

(記事内の画像はデュエマ公式サイトより引用)