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デュエマ担当ヤマダの2021年殿堂予想「第四回・文明完全無視罪」 #アド速 #デュエマ担当ヤマダ

殿堂予想も四回目。
今回もさっそく見てみよう。

☆プレミアム殿堂

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《生命と大地と轟破の決断》

文明を無視してしまった罪

主な採用デッキは【ヴァイカー系】です。
マナゾーンから《BUNBUN・ヴァイカー》などをまとめて射出することでワンショットを狙うことが一般的です。他にも、過去にコンボデッキで悪用された例は枚挙に暇がなく、その経歴でもって殿堂入りを果たしています。

さて、現在のヴァイカー系デッキの最新系といえば【4cヴァイカー】ですが、このカードの危険性がもっとも顕在化したのは【赤白ヴァイカー】が成立した時でしょう。
火と光の2色で構成されたデッキにも拘わらず、自然文明のこのカードが1枚だけ投入されていました。

デュエマのルールでは、カードをプレイするためのコストを支払うのに、そのカードと同じ文明のマナが最低1枚必要になります。なので通常は、デッキの中で1枚だけ別の文明のカードが入れられても使用することはできません。

ですが、《生命と大地と轟破の決断》は特殊なカードです。このカードはマナゾーンからプレイすることが出来ます。
そして、マナゾーンに置かれているこのカード自身で、このカードのコストを支払うことが出来ます。

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というわけで事実上、無色のカードとほとんど変わらない使い勝手を手に入れてしまいました。
もともと4枚使えていた時代にはさほど気にならなかった問題ですが、殿堂入りしてデッキに1枚しか入れられなくなったことで、この異常性が却って目立ってしまった節はあります。

コスト5以下のクリーチャーが絡むコンボデッキは、たとえどの色のデッキであろうと《ネイチャー》によって出力を底上げできることになるので、プレミアム殿堂も十分に妥当かな、と予想しています。
ただ、過去三回の予想と比べると確率はかなり下がるとも見ています。

文明という基本的なルールを無視している事実をどれくらい重く見るかが、今回の争点となりそうです。