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ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE ネタバレ感想

ども、山田です。

夏休みに執筆をサボっていたツケが回っております。
今年はワイスピやインディジョーンズなどシリーズ作品の公開が止まりませんね。
そんなシリーズ作品の1つです。観たのは7月ですが、1ヵ月も放置してしまいました…


作品概要

ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE 

監督 クリストファー・マッカリー(アウトロー、M:Iローグネイション以降のM;Iシリーズ)
脚本 クリストファー・マッカリー
出演 トム・クルーズ(イーサン・ハント)
   ヘンリー・アトウェル(グレース)
   ヴィング・レイムス(ルーサー)
   サイモン・ペッグ(ベンジー)
   レベッカ・ファーガソン(イルサ)
   ヴァネッサ・カービー(ホワイトウィドウ)
   イーサイ・モラレス(ガブリエル)
   ポム・クレメンティエフ(パリス)
上映時間 163分

あらすじ

ロシアの次世代潜水艦であるセヴァストポリは推測航法(デッドレコニング/Dead Reckoning)を用いた新しい航行システムを試験運用する為、高度なAIシステムを採用した。しかし、この新型AIが自我を得た事により乗務員達をかく乱させ、自らが発射した魚雷により潜水艦を沈没させ、乗務員全員が死亡する。IMFエージェントであるイーサン・ハントはアラビア砂漠のエンプティ・クオーターに潜伏する元MI6のイルサ・ファウストから十字架型の鍵の半分を取り戻すようIMFに命じられる。その後、ワシントンD.C.で行われたアメリカ情報機関のリーダー達の会議で、ロシアが開発したこの新型AIを”エンティティ”と呼び、それが世界の主要な防衛、情報、金融ネットワークに潜入し脅威となる事について話し合われる。世界各国は自国の安全保障の為、この不正AIの「実体」を唯一制御可能な2つで1つとなる鍵を手に入れようと画策するが、イーサンはエンティティが人類にとって今後大きな脅威となると考え、その破壊を試みる。イーサンと彼のチームは全人類を脅かす全能AIが間違った人間の手に渡る前にその制御キーを追跡し、見つけ出すというこれまでで最も危険な任務に挑む。危機に瀕している未来と世界の運命の支配、そしてイーサンの過去の敵が接近するにつれて、世界中でイーサンと仲間たちの戦いが始まる。
※Wikipediaより引用



【予習】過去作品はここを観ておきましょう

本作で7作目となるM:Iシリーズ(もっとやってると思ってた)ですが、正直なところ前作でシンジケートとの戦いも決着がつき、イルサも過去から解放され、元妻のジュリアも救い、超ハッピーエンドに終わってるので今回からでも問題なく観れると思いますが強いて言うなら、

5作目のローグネイションです。イルサが初登場してイーサンが輸送機に掴まったままテイクオフするシーンが超有名なやつです。

6作目のフォールアウトです。ホワイトウィドウの初登場する作品です。ローグネイションの続編にあたります。スパイ映画にあるまじきハッピーエンドな作品です。

このあたり観ておけば問題ないと思います。




【感想】私の観た時期が悪かった

毎回のことですが、トム・クルーズがスタンドも付けずに全力でこなすアクションがこの作品のほとんどを占めていましてそこには何ら疑問も不安もないです。
ただ、そのアクションがなんか最近見たことあるんですよねぇ…

例えば、グレースを追いローマに来た時のカーチェイスでスペイン広場を壊しながら爆走します。
そういえば最近、クッソデカい爆弾がスペイン広場を縦断しながら市内で暴れまわる映画を観たような気が…


そしてガブリエラとの対決は列車の上で、鍵を奪い合いながら、トンネルの中で自由に動けない状態でもアクションをするのですが、なんかこの前日にそんなシーンを観た気が…


そして脱線した列車が1両ずつ落下していく中、脱出していくクライマックスを観たとき、懐かしい作品が頭をよぎりました。

厳密にはちょっと違うけど7割くらいは同じ状況ですよね。

とまぁこんな感じでやることなすことなんか観たことあるしなんなら最近観たぞって感じで、トムの至極のアクションに新鮮さを感じなかったんですよね。
こればっかりは時期が悪かった。先にこれを観ていれば全く違う感想を持っていたと思います。
これでも公開初日に観たんですけどね。




【感想】一番の見どころが全く感動しなかった

本作の一番の見どころと言えば、予告で何度も流れた、崖からのバイクジャンプからのダイビングシーンでしょう。

タイムラインでこの映像が流れてきたときに、こんなことするのか!!と驚愕しました。
なのでこのシーンはいつなんだ!?とずっとそわそわしていました。

そして、なんでこんなことすることになったのかもしっかり説明されます。
要するに不慮の事態で列車に乗り込めず、プランBとして敵の警戒していないポイントから強襲するのです。
それが切り立った渓谷からのダイブってことですね。納得。
さて、山を登るシーンもオフロードバイクがバンバン跳ねながら登っていきます。
そして問題の崖まで来まして、いよいよ例のシーンです。十分な滑走距離のもと、寸分のブレも振動もなくバイクが勢い良く加速します。



ブレも振動もなくバイクが勢い良く加速します。

切り立った崖の山道を。

 
そうなんです、今までオフロードをぴょんぴょんしてたのにこの時だけオフロードじゃないんです。
そりゃそうですよメイキングの通りここは滑走路でCGで崖にしてるだけなんですから。
当たり前っちゃ当たり前のことですし現実にそんなことしたら加速できないことはわかっているんです。
でもトム・クルーズの、ミッション:インポッシブルのアクションで妙な引っかかりを覚えてしまったらもう駄目なんですよ。
こんな気分になるのならメイキング配信なんて観るんじゃなかったなと心底思いました。



【感想】イルサ退場でこれからどうなる?

唐突ですが本作の途中でイルサが死亡します。
ガブリエルとの一騎打ちで敗れ、そのまま死亡してしまうのですが(そのシーンも獲物が剣vsナイフで超有利なのになんでナイフの射程距離で戦っているのか全く謎なんですが)チームにとってはものすごい痛手なわけです。
というのもイーサンのチームの固定メンバーはイーサン以外が裏方ばかりのため、大体行動するときはイーサン+助っ人というのが定番で、歴代ではマギー・Qなりジェレミー・レナーがそのポジションでしたが長らくその役はイルサが担っていました。
なので戦闘要員がイーサンだけになってしまうとピンチの時に本当にピンチなのです。
次回作はおそらく最終盤で救出されてスカウトされてたパリスがそのポジションになりそうな気がするのですがどうなることやら…



【総括】まーた次回に続くんですね

これ、ワイスピの時も言ったんですがほとんど解決していない状態でまた次回!!って言われると萎えるタイプの私としましては、まったくわくわくしない締まり方でした。
自分の環境、心境の影響が大きいとは思いましたがどうにも残念で、なんとか後編で巻き返してもらいたいところです。

総じて、40/100点の映画でした。
次回作、待ってます。

ちょっとでも気になった方、是非ご視聴してみてください。



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