心震える言葉を

数日前、元青い鳥のSNSを開いてびっくりした。

「十二国記」がトレンドに入っている!!!

それを見てまた読みたくなり、今順番に読み直しているところだ。

知らない人のために簡単に言うと、十二国記は異世界を舞台にしたファンタジー小説だ。
その異界は日本とも繋がっており、日本出身の人も登場したりする。

十二国記の何が良いって、言葉がとにかく力強い。

面白いだけの作品はこの世にたくさんあるけれど、こんなに心震える言葉が出てくる作品はなかなかない。
個人的には、この差が「エンタメ人気作品」と「名作」の分かれ道だと思っている。

裏切られてもいいんだ。裏切った相手が卑怯になるだけで、わたしの何が傷つくわけでもない。裏切って卑怯者になるよりずっといい

十二国記 月の影 影の海 (下巻)

こういう、心を直接掴んで揺さぶってくるような、心震わす言葉にで会えるから、読書はやめられないんだ。

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