【書く習慣Day9:最近泣いたこと】

30代に入ったせいか、涙腺がやや脆くなってきた。
とくに、「青春」的なコンテンツに触れているといけない。
中学生とか高校生とかの若者たちが頑張っている姿を見ると、こみ上げてくる何かがある。
確実に「おばちゃん」に近づきつつあるのを実感する今日このごろだ。

最近読んで泣いてしまった作品は『獣の奏者(上橋菜穂子)』だ。
何年か前に買った小説で、ふと思い立って読み返してみたらやっぱり良かった。
全4巻を通して描かれる、”獣の奏者”となってしまった少女エリンの半生。
政治も絡んで展開していくストーリーはなかなかにハードだけど、そのなかで必死に生きていく人々の姿には、涙を禁じ得ない。

今回読んだ勢いで、新たに外伝1巻も買ったのだが、これまた良かった。
エリンの、イアルの、エサル師の、ソヨンの愛。
本編読んでこれを読まなかったのが非常にもったいなかったと思う一方で、大人になった今だからこそこの外伝は楽しめたのかもしれないと感じる。

アニメ版も観てみたいのだけど、どこも配信はしてなさそうなんだよな……。
(ちなみにYouTubeで数本あったPVを見ただけでも泣いた)
どなたか配信情報をご存じでしたら教えてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?