東京に住んでいる私も、目に映る光景から文化を享受している


少し前に公開された、こちらの記事が大好きです。

なぜこのタイミングでのシェアかと言うと、昨日の夕方、不意にこの記事を思い出したのです。

日が沈む前に軽く走って、帰り道にスーパーで買い物をして、家までの道をのんびり歩いていたとき。
大通りの向こうに夕焼けが綺麗で、山の稜線が遠くに見えて、
「ああ、わたしこの町が大好きだなあ」
と思いました。

もちろん実家のある下町も大好き。
でも今はここが本当に好き。

実家のある場所は、どこまで見渡しても建物しか見えなかった。
でもここでは、同じ23区内なのに、山のシルエットをはっきり捉えることができる。
それがひどく嬉しい。

本当だね、美術館行ったり、映画を見たりしなくたって、心が動くことは見つけられる。
こういう、目の前にある素晴らしいことにフォーカスを当てられるというのが、文化というものなのかもしれない。

不便なこともあるけれど、やっぱりわたしはここに住んでいたい。
そう気づいた夕方のひとときでした。

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