普通の40代以上ためのメンズカジュアルファッションマニュアル

目次
・「普通の」40代以上の男性が参考にできるファッションメディアは少ない
・40代以上のメンズカジュアルファッションで大切なこと
・まずは清潔感
・世界一のコストパフォーマンスブランド、ユニクロの危険性
・ユニクロで買うべき商品
・シンプルでベーシックな服は匿名性が高い
・誰にでも似合い、いつまでも着られる服
・合わせる服を選ばない
・カジュアルファッションにおける品=シンプル
・ユニクロの地雷アイテム
・シンプルで高品質なH&M EDITION
・通常ラインのH&Mも良品多数
・柄シャツはH&Mで
・ユニクロのマネキン買いは超危険!
・ユニクロに勝るコスパブランドは存在しない
・GU、ZARA、GAP…40代以上にオススメしない低価格ブランド
・最もオススメしたいのは黒のプレーントゥ
・スニーカーはコートシューズがオススメ
・ビジカジにも使えるデザートブーツ
・ラクチンだけどスマートな40代以上の強い味方、レギンスパンツ
・「自分らしい服装」の見つけ方
・自分らしいファッションって?
・シンプルでベーシックな服は無駄にならない
・40代にオススメの2018年冬防寒アウター(2018/12/13追記)
・40代にオススメの2019年春アウター(2019/3/8追記)
・40代にオススメの2019年春夏シャツ・Tシャツ(2019/5/31追記)

・「普通の」40代以上の男性が参考にできるファッションメディアは少ない

こんにちは。山田耕史と申します。1980年生まれの39歳です。大学在学中にファッションデザイナーを志し卒業後に服飾専門学校に入学、パリに留学し帰国後はファッション企画コンサルティング会社に入社、その後ファッション系ITベンチャーを経て、現在はフリーランスとしてブログを中心に誰もが簡単に自分らしいファッションを楽しめる情報を発信しています。

仕事柄、メンズレディスを問わず数多くのファッション誌には目を通していますが、メンズファッション誌に対して以前から不満がありました。
それは、「普通の」40代以上の男性が参考にできるメンズファッション誌がない、ということです。
40代以上を対象にしているメンズファッション誌はたくさんあります。例えば「ちょい悪オヤジ」で一世を風靡した「LEON」のターゲットは50代以上。ですが、掲載されているアイテムはラグジュアリーブランドを中心とした超高級なブランド物ばかりで「普通の」40代男性の参考になる雑誌ではありません。

「LEON」以外にも「UOMO」や「MEN'S CLUB」「OCEANS」「Begin」「2nd」などの40代以上を対象にしているメンズファッション誌はいくつかありますが、これらの雑誌の掲載アイテムも高価なブランド物が中心です。よほど可処分所得がある人なら参考になるかもしれませんが、普通の40代以上の男性にとってリアリティのある内容ではないと思います。

20代の若者向けのメンズファッション誌なら、普通の40代以上の男性でも気軽に購入できるユニクロやGU、無印良品やH&Mなどの低価格ブランドもよく取り上げられています。ですが、40代以上の男性が20代向けのファッションを取り入れるのはかなり厳しいものがあるので、こちらもなかなか参考にはならないでしょう。

実は数年前に3〜40代をターゲットにした低価格ブランドが中心のメンズファッション誌が創刊されたことがあったのですが、すぐに休刊になってしまいました。

つまり、「普通の」40代以上の男性に向けたリアリティのあるファッション提案をしているメディアは現在ほぼ存在しないに等しいのです。存在しないのなら、つくってしまおう。ということで、今回僕がご提案するのは「普通の」40代以上の男性に向けたメンズカジュアルファッションです。

・40代以上のメンズカジュアルファッションで大切なこと

40代以上になると、肌や髪のつやがなくなったり筋肉の衰えで姿勢がわるくなったりと、加齢のよる肉体の衰えが原因でそれまで着ていた服が似合わなくなることがあります。

カジュアルウェアのなかでも古着やストリート系などの特にカジュアル度の高い服は、似合わなくなる人が多いようです。

例えば古着のボロボロのジーンズは若い時は「オシャレで穿いている」という認識をされますが、ある程度歳をとると「オシャレで穿いている」とは認識されないようになり、「ボロボロのジーンズを穿いている人」と認識されるようになってしまいます。

つまり、身体と同じように歳をとるとファッションでも無理が効かなくなるので、今までと同じように服を着ていると、だらしなく見えてしまう可能性が高くなるのです。

ですので、40代以上になると服装にも「品」が必要になってきます。別に「品」といっても高価なブランド物やビシッとしたジャケットを着る必要はありません。手頃に購入できる価格で、気楽に着られる服でも「品」のある服装は可能です。

実はこの問題を簡単に解決する方法があります。それはシンプルでベーシックな服を選ぶことです。詳しくは後述します。

・まずは清潔感

ファッションにおいて、服よりも何よりも重要なのは清潔感です。好きな男性のタイプを聞かれると、「清潔感がある人」と答える女性は多いですよね。一番手っ取り早く清潔感を手に入れる方法は、月に1回以上散髪に行くことです。

別に高額な料金の美容室でなくても構いません。1,000円カットで充分です。現に僕はこの5年以上、ずっとQBハウスで散髪しています。以前は1回5,000円以上する美容室や理髪店に行っていましたが、もう戻る気はありません。

3週間に一度QBハウスで散髪したとしても、年間で約1万9千円。一回5,000円の美容室だと、同じ金額で4回しか散髪できません。もちろん美容室に比べるとクオリティが落ちる可能性はありますが、それよりも頻繁に散髪をするほうが清潔感は高まります。

1,000円カットには時間がかからないというメリットもあります。普通の美容室や理髪店なら軽く1時間くらいかかってしまいますが、1,000円カットなら長くても20分くらい。僕が原宿の会社で働いていたときは、お昼休みに渋谷のQBハウスに散髪に行っていました。ラーメンなんかをサクッと食べてから散髪に行っても、1時間のお昼休み時間内にオフィスに戻れます。

QBハウスはサイトで待ち時間もチェックできるので、空いているときを見計らってお店に行くこともできます。

また、お風呂に入るのはもちろんのこと、肌が荒れていれば適切なケアをしたり、眉毛や鼻毛などが伸びすぎないように週に一度くらいはじっくり自分の顔の点検をしておきましょう。僕もここ数年で気を抜いていると眉毛がとても長くなってしまうようになりました。意外と気付かない人も多いと思うので、定期的に親しい人に点検をお願いするのもいいかもしれません。

・世界一のコストパフォーマンスブランド、ユニクロの危険性

さて、ここから具体的な服のお話になります。
もはや国民服となったユニクロ。

ユニクロの商品のコストパフォーマンスの高さは他のブランドの追随を許しません。価格が数倍のセレクトショップオリジナルアイテムと肩を並べるかそれ以上のクオリティの商品も多く、世界一のコストパフォーマンスブランドと言い切ってしまっていいと思います。
ですが、何から何までユニクロで揃えることはオススメしません。それには2つ理由があります。

1つ目は地雷の商品が多いこと。昔と比べるとユニクロの商品のファッション性はかなり高くなりましたが、それでも全ての商品が洗練されているとは言えません。後述しますが、特にアウターは地雷率が高いので注意が必要です。

2つ目はカブる危険性がとても高いことです。シンプルなオックスフォードシャツやジーンズならカブっていても全くわかりませんが、プリントTシャツなどはカブっているのが一目瞭然です。別にカブることが気にならなければもちろんユニクロでプリントTシャツを買うのもいいのですが、下手をしたら中学生とカブる危険性があるのはちょっと辛いかなぁと思います。

・ユニクロで買うべき商品

40代以上の男性がユニクロで買うべき商品は以下の5つです。

1:無地のシャツ
2:無地のTシャツ
3:チノパンツ・ジーンズ
4:下着・靴下類


順にオススメ商品をご紹介します。

1:無地のシャツ

40代以上の男性のカジュアルファッションには、Tシャツよりもシャツをオススメします。シャツはTシャツに比べて上品な印象なのでカジュアルファッションでも見栄えがしますし、襟やボタンなどのディティールが多く、視線が散るのでTシャツと比べて体型が目立ちにくいというメリットもあります。

ユニクロの中でも最も定番的なアイテムがこのオックスフォードシャツです。生地、縫製、パターンのどれもがハイクオリティ。オックスフォード素材は生地に凹凸があるのでカジュアル度が高く、チノパンツやジーンズと相性が良いのが特徴です。

スラックスやテーラードジャケットなどのキレイ目度が高いアイテムには+Jのブロード素材のシャツをオススメします。+Jはドイツ人デザイナー、ジル・サンダーとのコラボレーションラインです。
ブロード素材はオックスフォード素材よりも生地に凹凸がなく、よりプレーンな印象になるので汎用性が高くなり、合わせるアイテムもより選ばなくなります。キレイ目アイテムだけでなく、チノパンツやジーンズとの相性も抜群です。ブロード素材のシャツは裾をボトムスに入れることを想定した丈が長いドレスシャツが多いのですが、この+Jのブロードシャツは裾を出しても違和感のない着丈なので、カジュアルファッションで大活躍してくれます。

オススメのシャツの色は白です。最も汎用性が高いうえに、似合わない人はいません。

ですが、汚れが目立ちやすいので白シャツは消耗品と考えましょう。特に襟元や袖口が汚れやすいので、汚れてきたと感じたら部分洗い石鹸を使って歯ブラシなどで洗い、全体の色がくすんできたと感じたなら漂白剤で漂白しましょう。部分洗いにはウタマロ石けんをオススメします。

ですが、部分洗いや漂白にも限界があるので、ある程度着たらすっぱりと捨てて新しいものを購入することをオススメします。ユニクロのシャツなら年に一度買い替えてもお財布が傷まない価格という点でもオススメです。

2:無地のTシャツ

同じく、Tシャツも消耗品です。スーピマコットンTシャツは生地のキメが細かく上品な印象なので、40代以上が着てもだらしなくなりません。

Uniqlo UのTシャツは厚手でがっしりとした生地です。ややゆったりとしたシルエットなので今っぽい雰囲気になります。

3:チノパンツ・ジーンズ

よほど強いこだわりがある人でない限り、チノパンツとジーンズはユニクロで充分満足できるでしょう。

一番のオススメ商品はスリムフィットノータックチノ。上品な雰囲気なので、カジュアルはもちろん上にシャツを着てジャケットを羽織ればビジカジにも活用できます。細身ですがストレッチ素材なので、窮屈さはありません。オススメの色はネイビーです。一般的に黒が汎用性が高い色というイメージがありますが、黒は主張が強い色なので意外と汎用性は高くありません。最初の1本にはネイビーを強くオススメします。ネイビーならビジカジからカジュアルまで、幅広く活躍してくれます。

ジーンズは同じくストレッチ素材のストレッチセルビッジスリムフィットジーンズがオススメです。細身なのですっきりとした印象になります。

4:靴下

ファッションを語るときに、靴下はあまり話題に挙がりませんが、実はとても重要なアイテムです。

僕は以前勤めていたファッション企画会社で、ストリートスナップの分析を担当していました。渋谷や原宿といった最先端のファッションに身を包んだ若者だけではなく、郊外のショッピングセンターを訪れるいたって普通の服装の人まで、多種多様な人のファッションを長年分析していました。

そこで気付いたのですが、​ ファッション感度の低い人は特有のデザインの柄物の靴下を履いている​のです。例えばこういうデザインの靴下です。

こういった柄の靴下はファッション感度が低いことが如実に現れます。詳しくは後述しますが、靴下は無地のものが匿名性が高いのでオススメです。

ユニクロの靴下ならクオリティは充分。色はグレー、ネイビーなどの無彩色がオススメです。

・シンプルでベーシックな服は匿名性が高い

前掲の柄物の靴下は、ファッション感度の低いお店でしか売っていません。セレクトショップなどのファッション感度の高いお店では売っていないので、ファッション感度が低いお店で購入していることがバレバレなのです。

服も同様です。シンプルでベーシックな服は匿名性が高いので、どんなお店の商品かはパッと見ではまずわかりません。例えばオックスフォードシャツなら、1,990円のユニクロの商品と9,000円のブルックスブラザーズの商品との区別が見ただけでつけられる人はほとんどいないでしょう。

ですが、こういったディティールがあるシャツはファッション感度の低いお店でしか売っていません。


これらのような、下手にデザインされた服を買うということは、自分がファッション感度の低いお店を利用していることを喧伝しているようなものです。つまり、わざわざダサく見える服を買っているのです。

もちろんそのデザインを気に入って買っているのなら、なにも問題ないと思います。

ですが、そのデザインに特にこだわりがないのなら、できるだけシンプルなデザインの商品をオススメします。そして、シンプルなデザインの商品の多くはユニクロで低価格で高品質なものが購入できます。

・誰にでも似合い、いつまでも着られる服

シンプルでベーシックなデザインの服のメリットはまだまだあります。服を選ぶときの大問題の1つが、似合うかどうか。ですが、シンプルでベーシックな服は着る人を選びません。どんな顔でもどんな体型でもどんなキャラクターでも似合うのです。

また、シンプルでベーシックな服はいつまでも着られます

ファッションのトレンドは目まぐるしく変化していきます。というか、新しい服を毎年消費者に売るためにファッション業界が無理やり変化させているのですが、少しでもデザイン要素がある服は必ずその自体のファッショントレンドの影響を受けています。ですので、そのファッショントレンドが過ぎ去ってしまうと急に古臭く見えてしまうのです。

例えば2018年の今は中学生でもなかなか履かなくなった裾裏がチェック柄になっているチノパンツ。約10年前はユナイテッドアローズやビームスなどのセレクトショップで普通に売られていたトレンド商品でした。この10年間でこのデザインは陳腐化してしまい、古臭く見えるようになってしまったのです。

ですが、シンプルでベーシックな服、例えばチノパンツやジーンズの基本的なデザインは何十年間も変化していません。おそらく今後も10年や20年くらいでは大きく変化することはないでしょう。その間、シンプルでベーシックな服は古臭くならずにずっと着続けられるのです。

・合わせる服を選ばない

シンプルでベーシックな服のメリットはまだまだあります。汎用性が高く合わせる服を選ばないのでコーディネートが簡単なのです。

例えば下の画像のコーディネートはどちらもシンプルでベーシックなユニクロのTシャツとチノパンツ、そして同じくシンプルでベーシックなスニーカーをベースにしています。そこにアウターとしてマウンテンパーカとライダースジャケットのような、デザインも印象も全く違うアウターを合わせても違和感は生まれないのです。

つまり、シンプルでベーシックな服は、どんなオカズでも美味しく食べられる「白ご飯」のような存在なのです。

・カジュアルファッションにおける品=シンプル

カジュアルファッションにおいて、基本的にシンプルでベーシックな服=品のある服と考えてしまっていいでしょう。例えばジーンズ。

一般的に「キレイ目」とされる細身のシルエットだったり、スラックスのようなクリース(折り目)があったとしても、余計なデザインが入っているアイテムよりも何の装飾もないシンプルな濃紺のジーンズのほうが品があるように見えます。

まとめると、シンプルでベーシックな服にはこれだけのメリットがあります。これだけメリットがあれば、シンプルでベーシックな服を選ばない理由はないと思います。

・低価格の商品でもそれなりに見える
・誰にでも似合う
・いつまでも着られる
・コーディネートが簡単
・品がある

ユニクロのシンプルでベーシックな服だけで、充分洗練されたコーディネートができます(靴の詳細は後ほどご紹介します)。

・ユニクロの地雷アイテム

具体的な商品の話に戻りましょう。圧倒的コストパフォーマンスを誇るユニクロにも弱点があります。前述しましたが、ボトムスやインナーには良品が多い反面、アウターには地雷が多いのです。

ユニクロのアウターの多くにはユニクロ特有の「硬さ」があり、洗練されていない印象の商品が少なからず存在するのです。例えばこのジャケットはオンラインストアの画像で見る限りは良さそうに見えるのですが、実物を見ると「なんか違うなぁ」と思ってしまいます。

・シンプルで高品質なH&M EDITION

アウターでオススメしたいブランドはH&Mです。

ファストファッションブランドであるH&Mは若者向けのトレンド性の高い商品が目立ちますが、実はシンプルでベーシックなデザインの、40代以上の男性にも向いている商品も沢山あるのです。

特に、H&M EDITIONというプレミアムメンズラインは通常のH&Mの商品よりもやや高価ですが、シンプルでベーシックなデザインかつ、高いクオリティの商品が多く、どの商品を選んでもまず失敗はありません。

H&M EDITIONはアウター以外にも良品が揃っています。


スニーカー以外はH&M EDITIONだけで揃えたコーディネートです。

・通常ラインのH&Mも良品多数

H&M EDITION以外の通常ラインのH&Mにもユニクロにはない40代以上の男性にオススメのシンプルで品の良いデザインのアウターが揃っています。


・柄シャツはH&Mで

アウター同様、ユニクロの柄シャツには独特の「硬さ」があるのでオススメしません。40代以上の男性にオススメなのは、やはりH&Mです。H&Mはスウェーデンの企業ですが、アウターやチェック柄の雰囲気の違いは洋服の歴史の長さの違いなのかもしれません。

・ユニクロのマネキン買いは超危険!

また、H&Mは色使いやコーディネートが良いのも特徴です。アイテム自体やコーディネートの色使いはチェック柄同様、洋服文化の歴史の長さが感じられるセンスの良さがあります。

また、店頭のマネキンに着せられている服のコーディネートも完成度が高いので参考にできます。おそらく専門スタッフがコーディネートしているのでしょう。

これに対し、全く参考にならないのがユニクロです。ユニクロは店舗のスタッフが独自にコーディネートを決めていると思われるのですが、その店舗がそのとき売りたい服を着せているだけのマネキンが多いのでコーディネートの参考にするのは危険です。

・ユニクロに勝るコスパブランドは存在しない

ですが、コストパフォーマンスという視点で見ると、ユニクロに勝るブランドは存在しません。その理由はビジネスモデルにあります。ユニクロは商品の種類を少なくしてそれぞれの商品の生産数を多くすることでコストを下げ、驚異的な低価格高品質を実現させています。

ですが、H&Mはユニクロと比べると商品の種類が圧倒的に多いのでユニクロほどコストパフォーマンスを高めることに注力はできません。といっても、その他のブランドと比べるとH&Mの商品のコストパフォーマンスはそれほど悪い訳ではありません。H&Mのたいていの商品は値段相応のクオリティなので、安心して買っていただいて大丈夫です。

・GU、ZARA、GAP…40代以上にオススメしない低価格ブランド

ユニクロやH&Mの他に低価格ブランドとして有名なGUやZARAやGAPですが、基本的にこれらのブランドは普通の40代以上の男性にはオススメしません。

ユニクロの弟分的ブランドであるGUのターゲットは10〜20代の若者です。デザインが若者向けであるだけでなく、用いられている素材も40代以上の大人の男性が着るには適していないクオリティです。

ですが、たまにとてもクオリティの高い商品を出すことがあります。特にセットアップはビジネスユースしても問題ないくらいの高いクオリティを誇っています。

ZARAの特徴は世界中のファッショントレンドを取り入れて素早く商品化することなので、若者向けのトレンド性が高いデザインの商品がほとんどなので、40代以上の男性が違和感なく着るのはかなりハードルが高いと思います。

GAPはアメカジを得意としていますが、40代以上の男性にとってGAPのようなアメカジはカジュアル過ぎる、品を求めにくいファッションです。

もちろんアメカジが好きな人ならばアメカジを着るのが一番良いと思いますが、特にアメカジに思い入れがない人ならば、わざわざ品を求めにくいアメカジを着用する必要はないでしょう。

・最もオススメしたいのは黒のプレーントゥ

次は靴です。品がある靴といえば革靴でしょう。黒のプレーントゥの革靴はとても汎用性が高く、スーツだけでなくカジュアルファッションにもマッチします。オックスフォードシャツにジーンズといった普通のコーディネートでも革靴を取り入れるだけでかなり上品な印象になります。

こちらのLondon Shoe Makeという日本のブランドはコストパフォーマンスが高いことで話題になっています。


・スニーカーはコートシューズがオススメ

カジュアルファッションに身を包むのは週末だけで、せっかくリラックスできる休日なのに堅苦しいイメージが強い革靴を履きたくはない、という人は少なくないでしょう。

と、なるとやはり選択肢に挙がるのはスニーカーです。スニーカーはどうしてもカジュアルな印象が強くなりがちですが、品があるスニーカーを選ぶ簡単な基準があります。それは「コートシューズ」を選ぶこと。コートシューズとはコートで行われるスポーツで着用されるシューズのこと。具体的にはテニスやバトミントン用のスニーカーがそれに当たります。

コートシューズの代表格がアディダスのスタンスミスとコンバースのジャックパーセル、スペルガの2750など。

コートシューズは細身のシルエットとシンプルなデザインが特徴なので、品が求めたい40代以上のメンズカジュアルファッションに最適です。

数あるコートシューズのなかで、個人的にオススメしたいのがムーンスターのRALY RALY。

1873年の創業のムーンスターは、久留米の自社工場で熟練した職人のよるヴァルカナイズ製法のスニーカーを生産している老舗メーカーです。

僕もムーンスターのスニーカーを愛用しています。こちらのLOWBASKETはコンバースオールスターよりもやや高価ですが、コンバースオールスターよりもデザインがシンプルで洗練されているうえに、履き心地が段違いに良いのでとても気に入っています。

・ビジカジにも使えるデザートブーツ

もう1つ、40代以上のメンズカジュアルファッションでオススメしたい靴があります。それはイギリスの老舗、クラークスのデザートブーツです。

クラークス特有のクレープソールはとても履き心地がよく、クッション性も高いので疲れません。

その完成されたデザインは評価が高く、多くの大手セレクトショップで定番アイテムとして取り扱われています。

スニーカーよりもややお値段は張りますが、その分品もあるのでビジカジコーディネートにも使えます。オックスフォードシャツにチノパンツといったカジュアルアイテムでも、デザートブーツとブレザーを合わせることで立派なビジカジコーディネートになります。

もちろんスウェットパーカとジーンズのような、カジュアルなコーディネートにも使えます。



・ラクチンだけどスマートな40代以上の強い味方、レギンスパンツ

もう1つ、強くオススメしたい商品があります。それがこちら。肌着で有名なグンゼのレギンスパンツです。

この商品に関してはブログでかなり力を入れて詳しくご紹介しているのでお時間があるときに是非とも読んでいただきたいのですが、簡潔にまとめると
・驚異的なストレッチ性と軽さによるラクチンさ
・適度に細身で品が良いシルエット
・ユニクロ並の低価格

という素晴らしさ。僕は短パンで過ごす夏場以外は仕事をしているときも、趣味のロードバイクに乗るときも、寝るときもずっとこのパンツを穿きっぱなしです。ウェストがゴムなのでお腹周りが気になる40代以上のウェストにも優しいですし、シンプルなシャツに合わせるだけでキレイ目カジュアルコーディネートが完成します。

グンゼレギンスパンツの多くはAmazonで購入すると返品無料です。自宅で試着して、もし気に入らなかっても気軽に返品できるので、是非一度試してみて下さい。

・「自分らしい服装」の見つけ方

ここまでご紹介してきたことを参考にしていただければ、誰でも簡単にそれなりの格好になると思います。

また、ファッションのことを知り尽くした人が最終的に選ぶのもシンプルでベーシックな服だったりします。実際に著名なデザイナーやアパレルの企画職の人でシンプルでベーシックな服装をしている人は少なくありません。シンプルでベーシックな服は、ファッションのスタートラインであり、ゴールでもあるような存在です。こちらはユニクロともコラボしていた、世界的デザイナーのジョナサン・アンダーソン。シンプルなニットにジーンズという、極めてベーシックな服装です。

ですが、シンプルでベーシックだけでは物足りない、もっと自分らしい服装がしたい、という人もいるでしょう。とはいえ、文字通り無数にあるファッションブランド、お店、服の中から自分らしい服を見つけるのは至難の業です。時間がいくらあっても足りないでしょう。自分らしい服装をしたい人にオススメしたいのが、「ファッションのジャンル」を知るということです。

ファッションのジャンルとは、このnoteでも登場してきた「アメカジ」や「キレイ目」のような、ファッションの種類のことです。ファッション業界では「ファッションテイスト」などと言われますが、ファッション業界で明確にジャンル分けされていないふわっとした概念なので、これまでファッション指南書などでも取り上げられることはまずありませんでした。

ですが、ファッションのジャンルを知らずに服を買うのは、和食や中華といった料理の種類を知らずに料理をつくるようなものです。和食には和食に合った食材や調味料があります。和食をつくるのに中華の調味料を使う、なんてことはしませんよね。

今までのファッション業界はジャンルは明確に定義していなかったので、無数に存在する服のなかから自分の好きな服を探すときに、効率的な手段がありませんでした。検索エンジンのないインターネットのようなものです。

僕はそんな状況を打破するため、まずはディレクトリ検索ができるようにファッションのジャンルを明確化しようとしています。

現在、ブログの「普通のコーディネート」というコンテンツでファッションのジャンルを解説しています。

ファッションのジャンルの詳細についてはブログを見ていただきたいのですが、主要なファッションのジャンルは以下の画像で把握できると思います。

自分が今食べたいのが和食だとわかっていると、ご飯屋さん選びもスムーズですよね。「和食 地名」でググればいいだけです。それと同じように、自分の好きなジャンルがわかっていると、自分の好きな服が簡単に探せるようになります。

また、ファッションのジャンルがわかっていればコーディネートの失敗がなくなります。同じジャンルの服、または異なっていても相性の良いジャンルの服だけを買えば、どう組み合わせたっておかしなコーディネートになりません。上掲のジャンルの例で言えば、<アウトドア>は<アメカジ>や<ストリート>と相性が良いのでコーディネートを深く考える必要はありません。

既に自分が持っているお気に入りのアイテムがあれば、そのアイテムのジャンルを起点にして服を選ぶこともできます。例えば使い勝手が気に入っているバッグと同じ、あるいは相性の良いジャンルの服を選べば違和感のないコーディネートができあがります。

・自分らしいファッションって?

僕は自分らしいファッションとは、自分が好きな服を着ることだと思っています。似合う似合わないは自分の思い込みに強く左右されるので、あまり気にしなくてもいいと思います。要は自分がその服を好きかどうか。着ていてテンションが上がるかどうかだと思います。

・シンプルでベーシックな服は無駄にならない

このnoteでご紹介してきたシンプルでベーシックな服はワイルドカードのような存在なので、よほど突飛なものでない限り、どんなファッションのジャンルの服とも合わせられます。ですので、今後自分がどんなファッションのジャンルに興味を持ったとしても、シンプルでベーシックな服を買ったことは無駄にはなりません。

・さいごに

最後までご覧いただきありがとうございました。

ご質問やリクエストなどがあれば、メール(yamada0221@gmail.com)もしくはPeingでお気軽にどうぞ。

・40代にオススメの2018年冬防寒アウター(2018/12/13追記)

予想以上にこのnoteにご好評いただいており、感無量です。特に「今まで40代以上向けのファッション情報がなかったのでありがたかった」というようなご感想をご購入いただいた方からいただいています。

リリースから約3ヶ月が経ち、季節はすっかり冬。防寒アウターが必要になる季節になりました。このnoteを書いたのは秋なので、掲載されているアイテムやコーディネートももちろん秋のもの。今初めて見た人にとっては満足できる内容ではないかもしれません。

ですので、今後は季節の移り変わりに応じて内容を付け加えていくことにしました。ご好評をいただけるようでしたら、来年の春以降も続けてシーズン毎に最新のコンテンツを付け加えていこうと思います。

当たり前ですが、既にご購入いただいている方に追加料金は発生しません。

まず、コストパフォーマンスでは世界一のユニクロから。店頭で普通に購入できるユニクロの商品のなかで、一番防寒性能が高いのがこの商品でしょう。この項を書いている2018/12/13現在、9,900円に値下がりしています。同等のクオリティの商品をセレクトショップオリジナルアイテムで買おうとすると、2〜3倍の価格になるのではないかと思います。

カラーバリエーションは3色。全てベーシックなカラーなので、どれを選んでも問題ないでしょう。

ノンキルトという商品名通り、ダウンジャケットなのにキルトのステッチがないのでカジュアルになり過ぎず、大人っぽい印象のデザインなので40代以上の男性にぴったりの防寒アウターです。

ファッションのジャンルは<アメカジ>ですので、ジーンズやチノパンツとの相性が良好です。

また、前述の通りダウンジャケットにしては大人っぽい印象もあるので、スラックスにニット、ブーツのような<キレイ目>コーディネートにも馴染みます。

次のユニクロのオススメ商品は<キレイ目>と相性の良いチェスターフィールドコートです。

シンプルなデザインで汎用性が高いのでジーンズなどのカジュアルなアイテムとも合わせられますが、一番相性が良いのはスラックスや細身のチノパンツなどの<キレイ目>感の強いアイテムです。

また、チェスターフィールドコートは最もフォーマル度が高いコートなのでスーツのうえにも着られますし、ビジカジコーディネートでも活躍してくれます。

次は同じくユニクロのダッフルコートです。こちらはオンラインストア限定販売商品。去年までは店頭でも販売していた記憶がありますが、売れなかったのでしょうか。ダッフルコートはカジュアルなイメージが強いアイテムですが、チェスターフィールドコートのコーディネートでご紹介したアイテムと組み合わせても全く問題ありません。

こちらはGUのダウンジャケットです。定価は6,990円と低価格がウリのGUにしてはやや高額。ですが、その分クオリティも高く、40代以上の着用にも耐えられると思います。が、ユニクロのノンキルトダウンジャケットが値下がりして7,900円になっていることを考えると、1,000円の価格差以上のクオリティ差があるので、1,000円を惜しまずにノンキルトダウンジャケットを買ったほうが絶対に幸せになれます。

ここからはこのnoteでイチオシしているH&Mです。特にオススメなのはやはり高品質、ベーシックデザインが特徴のH&M EDITIONライン。ユニクロのほぼ2倍の価格になってしまいますが、ユニクロにはない欧州ブランドならではのデザイン性の高さはかなり魅力的です。

こういった大人も着られるレザージャケットは貴重ですね。

レザージャケットはかなり男っぽい印象になりますが、H&M EDITIONの商品は前述の通り上品に仕上がっているので、40代以上でも充分着用は可能です。

同じボアアウターでもウール素材になると、より上品な印象になります。レザー素材は着る人をやや選びますが、ウール素材ならば誰でも似合うでしょう。

ここからはH&M EDITIONではなく、通常ラインのH&Mなので価格がぐっとお手頃になります。こちらはメンズコートの大定番アイテムのひとつ、Pコート。なぜかユニクロにはラインナップされていません。

ウール素材なので上品な印象ですが、元々はミリタリーアイテムなのでカジュアルなアイテムとも相性は良好。もちろんミリタリーパンツともマッチします。

こんなシックでエレガントなコートも。

こういったコートは貫禄のある40代以上ではないとなかなか似合いませんね。<キレイ目>アイテムでまとめた上品なコーディネート。シューズはコストパフォーマンスが高いと評判の日本のブランドです。

その他にもH&Mには40代以上の着用に耐えうるクオリティの高い防寒アウターが揃っています。



最後は無印良品。有料note第2弾で詳しくご紹介していますが、無印良品は<ナチュラル>の印象が強く汎用性が低いので、あまりオススメしていません。

ですが、たまに汎用性が高い商品が出てきます。こちらのダウンジャケットはやや<スポーツ>や<アウトドア>の印象もありますが、かなりシンプルなデザインなので幅広いアイテムと合わせられます。

・40代にオススメの2019年春アウター

まだ寒い日が続きますが、お店では春物だけでなく既に夏物の短パンなんかも置いているところもあります。今回の更新ではオススメの春アウターをご紹介します。

ユニクロで最もオススメしたいのが先日入荷したばかりのトレンチコートです。

以前からユニクロはステンカラーコートなどのフォーマル度の高いかっちりとしたコートをつくるのが上手でしたが、このトレンチコートはその集大成とも言うべき、完成度の高さが魅力です。
特に、ディテールのつくり込みへの気合の入りっぷりは画像で見ても伝わると思います。

ディテールだけでなく生地も良質で、低価格ブランドではなかなか見られない光沢感があり、経年変化も楽しめそうです。
カラーバリエーションはベージュとネイビー。どちらもベーシックな色なので、ビジネスからカジュアルまで幅広く着用できます。

トレンチコートは大人っぽい印象があるアイテムなので、特に<ビジカジ>にぴったりのアイテムです。特にユニクロのトレンチコートはつくりがしっかりしている分存在感があるので、シンプルなベーシックアイテムと合わせるだけで上品なキレイ目コーディネートが出来上がります。

続いてオススメしたいのが、Gジャンタイプのアウターです。Gジャン自体はカジュアルなアイテムですが、この商品に用いられているツイル素材は上品でミニマルな印象なので、キレイ目カジュアルと好相性です。

ミニマルな雰囲気を活かした<モード>っぽいキレイ目カジュアルコーディネートです。他のアイテムの色を白と黒だけにすると、洗練された印象になります。

次は一転してカジュアルな印象のワークジャケットです。一般的なワークジャケットには厚手のツイル素材が用いられているのですが、こちらは商品名通り、ストレッチ性が高く着ていてラクチンなジャージー素材が用いられています。たいていの低価格ブランドのジャージー素材には特有の光沢感があり、それが安っぽい印象を生んでしまいまうすが、この商品の生地は安っぽさは全くなく、このまま古着屋さんに並んでいても違和感がないくらい、良い風合いです。

ワークジャケットは<アメカジ>のアイテムなのでカジュアルなコーディネートにマッチしますが、シャツをベースにシンプルなアイテムでコーディネートすれば40代以上でもカジュアル過ぎる印象にはなりません。


ジャージー素材のストレッチ性を活かして、軽いハイキングなどのアウトドアシーンでの着用もオススメです。アウトドアブランドのマウンテンパーカのような「いかにもアウトドア」な雰囲気ではなく、都会的なこなれた雰囲気のコーディネートになります。

次は更にカジュアルなコーチジャケットです。こちらのUniqlo Uの商品はポケッタブルになっていて、小さくしてバッグとして持ち歩ける便利アイテムです。

カジュアルな雰囲気を活かして、<ストリート>の雰囲気もあるアクティブなコーディネートにしてみました。


Gジャンやワークジャケットに並んでポピュラーなアウターであるミリタリーアウター。なかでもアメリカ軍の野戦用ジャケットをベースにしたM-65モデルはメンズカジュアルファッションの大定番アイテムなのですが、何故かユニクロはなかなか商品化してくれません。

こういった、「ユニクロにはない定番アイテム」探しで役に立ってくれるのがH&Mです。古着屋やミリタリーショップで扱われているミリタリーウェアはアームホールや身幅が広く、ファッション用途で着ると野暮ったい印象になることがありますが、H&Mの商品はデザインやシルエットが適度にモダナイズされているので、野暮ったくなりにくいのが特徴です。

ミリタリーアウターは<アメカジ>アイテムなので、先程ご紹介したユニクロのウォッシュジャージーワークジャケットのコーディネートアイテムがそのまま使えます。

最後にオススメするのはGUのテーラードジャケットです。先述の通り、GUの商品の多くは40代以上が着るには難しいクオリティですが、テーラードジャケットは別。特にこのシアサッカー素材のテーラードジャケットは抜群のクオリティ。しかも生地が薄くて軽いので、夏の<ビジカジ>にぴったりのアイテムです。

シアサッカー素材のストライプ柄に抵抗がある人も、ブラックやネイビーなら無地感覚で着られると思います。

つくりがしっかりしているので、ビジネスシーンでも余裕で着用可能です。例えばこういったコーディネートなら、ビジネスシーンから休日のお出かけまで幅広く対応できるでしょう。


・40代にオススメの2019年春夏シャツ・Tシャツ

40代以上の春夏トップスで最も役に立つのが長袖シャツ。シャツは上品な印象なうえに体型が目立ちにくく、袖をまくれば夏も着られて春夏(秋冬も)を通して着られるのでコストパフォーマンスも抜群です。

2019年春夏の長袖シャツでオススメしたいのが無印良品。柄物の出来がとても良く、柄物が苦手なユニクロにはないセンスの良さが感じられます。

シャツの定番、チェック柄でオススメなのはH&M。40代以上でもカジュアルになり過ぎない上品な印象の商品が豊富です。

ユニクロの2019年春夏商品のシャツではワークシャツがオススメだったのですが、人気のため現在は色、サイズがかなり欠けています。ですが、もう1つのオススメ、デニムシャツは色によってはまだ在庫は豊富です。シャツ1枚で着るのもいいのですが、生地がやや厚手なのでアウター的にTシャツの上に羽織るのもオススメです。

流行り物にも挑戦してみたい、という方にはGUのオープンカラーシャツがオススメです。1,490円という低価格なので失敗しても痛手は少ないですし、GUには珍しく価格の割に良いつくりなので、40代以上が着ても問題ありません。開襟シャツは下手をすると「東南アジアの現地ガイドさん」っぽくなってしまう危険性がありますが、GUのこの商品はレーヨン100%のしっかりとした生地なので現地ガイドになりにくいと思います。

Tシャツのオススメは引き続きUniqlo UのクルーネックT。白やグレーといったベーシックカラーは継続展開ですが、それ以外のカラーバリエーションはシーズン毎に変化しています。他のユニクロ商品では見られないセンスの良い色が特徴。ダークグリーンやブラウンといった40代以上だからこそ似合いそうな色に挑戦してみるのはいかがでしょうか。

Uniqlo UのクルーネックTのような肉厚でしっかりとした生地は体型が目立ちにくくなるので、お腹周りなどが気になってくる40代以上の強い見方です。Uniqlo U以外の低価格ブランド商品でオススメなのが、無印良品です。
こちらの商品は首元にスウェットのようなガゼット(V字の切替)が付いています。

こちらはシンプルなポケット付き。白、グレー、黒といったベーシックカラーに加え、無印良品らしいアースカラーが揃っています。

Uniqlo Uと無印良品のTシャツはがっしりとした生地でカジュアルな印象ですが、こちらのH&Mの「PREMIUM QUALITY」ラインのTシャツは光沢感があり上品な印象。僕も愛用していますが、ファストファッションブランドとは思えない高級感のある上質な肌触りが魅力です。カラーバリエーションも欧州ブランドらしいセンスの良さが光ります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?