傍聴マニアから見た国選弁護人VS私選弁護人

タイトルそのまんまです。
実は傍聴マニアから見ると私選弁護人ってそんなによくないぞ
国選弁護人ってそんなに悪くないぞって思うことが多くてですね
割りと大枚はたいて私選弁護人頼んだけど地獄に連れて行かれる被告人
国選ガチャ大当たりで減刑ゲットする被告人って少なくないんですよホント
まあ、地方だからという事情はあるのかもしれませんが、地元裁判所の国選弁護人でいえばガチャで例えると最低レア保証でSSRやURもそこそこ混ざってる感じなんですよね。栃木の話です。東京は知りません

むしろ私選弁護人の方が印象悪いです。
「顧問弁護士が不慣れな刑事事件引き受けて裁判官にズタボロ」
「重課金して有名弁護士連れてきたけどそれ悪名だけ高いやつ」
「被告人のわがままに振り回されて弁護活動が不十分」
全部見ましたし、私選弁護人だと最低でもどれか一つは満たしてるケースが多いです。

さいたまで起こした別の事件に関与して自殺した元橋純也なんて、自信たっぷりに連れてきた私選弁護人が死刑反対活動家として超有名な人だけどその人懲戒処分の常連なんですがそれは…で、本人の言動も相まって検察からの求刑そのまんまの判決でしたし、宇都宮といずの木村久美子も大枚はたいて地元の有名人権派弁護士連れてきたけど木村久美子が自分の非を認めなかったせいで求刑そのまんまの判決食らってましたからね。
これたぶん法曹関係者でなければ傍聴マニアしかしらない情報だと思う。

私選弁護人頼むメリットというのは、例えば家でペット飼っててその面倒見てほしいとか、刑事事件に付随するサービスを期待する場合はともかく、刑事事件に関することだけお願いしたいなら国選も私選も基本的には大差ないと思っています。
あと、個人的に言えば「自分の言うことを聞いてほしいから」「弁護士に厳しく言われたくないから」私選弁護人を頼むのは減刑どころか判決で刑期マシマシになるので止めましょう。大金払って罪が重くなることになります。
このパターンだと弁護士も途中でやる気なくすので百害あって一利なしです(木村久美子がこのパターンでした)

確かに否認事件でビシッと私選弁護人が機能した例も見たことがないわけじゃないんですけど、まあ少ないですね。国選でも見たことありますし。
「黙秘権」より有効に機能すること少ない気がします私選弁護人

基本的に否認してない事件だったら国選で十分ですよ。ちゃんとやれば費用免除されますから。私選選ぶとすれば被害者が要る事件で示談すれば罪が軽減されるのが明白なのに弁護士が動かないケースぐらいかな個人的には。

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