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得意不得意と効率

だれしも得意不得意があるね。
わたしもそう。

わたしは片付けや整理整頓が苦手。
人から指示されることも苦手。
だから人から指示されながらやる片付けや整理整頓はすこぶる苦手だ。というかもうこれは嫌いな部類に入る。やる気なんていくら褒められても1mmも起きないし、そのうちものすごくイライラし始める。不快。

ものを一から自分で考えて作ったり、デザインしたりするのは得意だし大好きだ。休憩時間なしでもずっとできる。常にハッピー。

昨日と今日はその対比がよく見える二日間だった。

昨日はまさしく『人から指示されながらやる片付け』をした、というかさせられた日だった。気分は最悪だった。なんでこんなことわたしがせなあかんねん、と作業中も作業後もずっと不服だった。
そんな調子だから作業は遅いし、片付けクオリティもイマイチ。気分も最悪。

今日は大好きな漆喰塗りをした。あの作業はものすごく好きだ。3年前にうちの宿の一階部分ほとんど全部わたしが一人で漆喰を塗ったのだけど、大変どころかものすごく楽しくて、塗る速度もクオリティもすこぶる上がった。(一般人が見れば左官職人さんの塗りと見分けがつかないと思う)
そんなわけで今日は短時間で膨大な範囲の漆喰が美しく塗れ、わたしの気分も晴れ晴れしております。時間が許せばあと3時間くらいは続けられたなぁ。

そんなこんなで、人の得意不得意を知ることで、いろんな効率が劇的に上がるものだと思うのです。
みんなが得意なことばかりやらせてもらえる社会なら、日本はものすごく進歩するのではないのだろうかと思う。(人件費然り、労働時間然り)

そんなことを考えた本日でした。

宿の仕事がないのでちょくちょくバイトに行っておる女将です。
はやく本業がしたいなぁ。

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