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2024.7.30 大雨のあと冒険に出かけた話

7月26日の夜、上小阿仁村の上空に線状降水帯が発生し大雨となり村内で大きな被害が出ました。

洪水の水が引いた田んぼや河原に大きな丸太や流木が転がっています。
いったいどこから流れてくるのだ?

山から流されてくるのは想像がつくけど、なぜあれだけ大量の丸太が?どうやって?
謎。

そこで私は冒険の旅に出ました。
気ままに車を運転して、少し広くなった路肩に車を寄せ、車から降りて歩き出してしばらくすると、


草と雑木に半分埋もれた欄干を見つけました。


行き止まりの橋。


橋の下には沢。


沢は小川につながります。


河原を観察すると、先日の大雨で河原が激しく洗われた形跡が残っていました。
木の根元が深くえぐられて、根がむき出し!倒れそう!
これか…

大雨で増水すると川岸の木の根元がえぐられ、更にもう1・2回の増水があれば確実に倒れて流されることでしょう。

そりゃ、こんな木が何本も流れたらどこかで川を堰き止めて、そして鉄砲水。
河原も土むき出しだと崩れ放題。
上小阿仁で洪水が起これば必ず流されてくる流木の秘密が、15分の冒険でわかりました。(車の移動含む)

川の増水が繰り返されるほど洪水のリスクがあがりそうです。

小さな沢は小朧沢(こおぼろさわ)、小川は朧沢川(おぼろさわがわ)。
朧沢川は小阿仁川の支流です。





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