横浜の日没


『スピッツ 横浜サンセット2013―劇場版―』が公開されて1ヶ月が経ちました。

ライブ映像なんて1回見れば十分だろうと思っていたけど、気付けば3回はフルで見て10回以上は部分的に見ています。再生回数は今や200万回に迫る勢いで、コメント欄も毎日繊細で暖かいコメントが追加されています。

ハチミツでの珍しいミスとお茶目なマサムネさんの表情には思わずキュンとしちゃいました。あのシーンのために動画を見に来る人もいるんじゃないでしょうか。

口から音源と言われるスピッツですが、だからこそそういうミスだけじゃなくて、ちょっと音を長く延ばしたり逆に短くしたり、声が掠れてたり、みたいな僅かでもCDと違うところ見つけると嬉しくなります。
今この瞬間にしか聴けないスピッツの音楽なんですから。

全曲紹介なんてもちろんできませんが、やっぱり「アパート」からの「月に帰る」はヤバい(語彙力)。キー高めのアパートは衝撃的でそこだけ聴きに来たりしてます。てか(語彙力)って便利ですね。わざわざ言葉にしなくても相手に察してもらえばいいんですから。文章にするならちゃんと文字にしないと駄目ですね。あんまり使わないようにします笑。

私はどちらかというとここ数年の落ち着いたマサムネさんの声の方が好きだったりするので、その声で私が生まれる前に作られたような昔の歌を歌われるとすっごい嬉しいんです。ヒバリのこころ、夏が終わる、渚とか他にもいろいろありますが…。

ここで個人的に好きなシーンをいくつか。時系列バラバラ。

・8823のイントロで歓声が起き、それにこたえるように崎山さんがスティックを高く掲げるところ

・というか、イントロで歓声が上がる瞬間。気持ちが盛り上がるポイントが観客と同じだと嬉しい。

・メンバー紹介で田村さんが海ねこのイントロを弾くところ

・会場が真っ暗になって、でも西の空だけがほんのり明るい時間帯に「夏が終わる」を演奏するところ

・マサムネさんアップの後ろにぼやける崎山さんの爽やかな笑顔

・メモリーズ・カスタムで叫ぶ三輪さん

・「徐々にまたここから熱い感じにしても…」
 「フゥーーー!!(歓声)」
 「いや、あの…“徐々に”だよ(宥めるんかい)」

・「準備はよろしくて?」

・「じゃあ、スピッツに、ついてこ~い(落ち着いたええ声)」

最近色々あって不安になることも多いのですが、そんな時にふとこの動画を見に来ると涙が出てくることがあります。なんか安心するんですよね。
期間限定ではないみたいなので、また元気がなくなったら、いや、元気があっても、何度でも聴きにいきます。





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