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候補者メッセージ[告示日]

※ 以下の記事は、2023.4.16[日]にInstagramの投稿した内容を転載しています。

おはようございます。松本市議会議員候補、きくちとおるです。いよいよ、きょう、告示の日を迎えました。

昨年の夏から秋にかけて、街場の友人・諸先輩から「トライしてみてはどうだ」と、声をかけていただき、年の瀬に出馬を決意してから、瞬く間でした。

政治家という職業は、自分がなりたくてなるものではなく、代弁すべき誰かが定まって初めて、必要に迫られて、手を挙げるものだと考えてきたので、今回、「きくちが必要だ」と迫ってくれた友人・諸先輩に、たいへん感謝しております。ありがとうございます。

そして、当初は異を唱えながらも、すこしずつ理解を示してくれて、最後は首を縦に振ってくれた妻と、何が起きているかはきっとよく解らないながらに「とーと、がんばってねー」と応援してくれている息子と娘が、きょうも心の支えです。ありがとう。

私が代弁していく誰かは、未来の松本市民であり、これから生まれるいのちであり、その未来にこの地域をよりよい姿で引き継ぎたいと願う、同時代の同志たちです。

今回、「未来のために、いま。」をスローガンに掲げ、「環境・エネルギー」分野を政策の一丁目一番地に据え、森林再生・里山保全・グリーンインフラの必要を唱えていくなかで、無所属・若手の新人が「環境・エネルギー」を訴えて票につなげることはむずかしいから、全国的なトレンドに乗って「子育て支援・少子化対策」であったり、私が〈栞日〉の事業を通じてこの10年間実践してきた「文化・芸術」であったり、あるいは、「松本市基本構想2030市民会議」の委員として担当した「空き家・移住」「まちづくり」であったり、そのあたりを主張してみてはどうか、と周囲から繰り返し、ご助言を賜りました。

ただ、私たちの次の世代が、大都市からの移住を促し、空き家を活かし、子育て環境の充実を図り、芸術文化を大いに語り合うためには、まず、食とエネルギーの地産地消を進めることで、地域経済の循環を高め、持続可能な地域社会として自立できる礎を築くことこそが、喫緊の課題であることを、今回のコロナ禍を経て、私は痛感しています。

気候危機・人口減の時代です。自然のなかでひとが暮らす、松本地域の豊かな風景を、子どもたちや、その子どもたちに手渡すために、いま、動き出さないと、間に合わないことが幾つもあります。

選挙は確かに、票取り合戦です。当選しなくては、元も子もありません。議員としての仕事を始めることが、できません。けれど、私は自分の信条を曲げてまで、票を集めたいとは思えません。

未来のために、いま。このメッセージに共感してくださるみなさまがいらしたら、その同じ願いを代弁していく者として、私を議場に押し上げるべく、それぞれの大切な一票を、きくちとおるに託していただけたら、幸いです。

静岡で生まれ育ち、つくばで学生生活を過ごし、就職の関係で松本に越してきた私は、どこまでいっても余所者です。まだ若く、経験も浅く、松本の未来を語る立場にはないと思われるかもしれません。けれど、余所者だからこそ気づく、この地域の特性や可能性があります。この時代の難局は、若いアイデアと行動力こそが、打開していくと信じています。生まれ故郷ではないけれど、10年間、自分の事業を営ませていただき、子どもたちが生まれ育っている、ここ松本を「ホームタウン」として愛しています。

この愛おしい地域を、然るべき姿で未来に引き継いでいくために、まずはきょうから7日間、精一杯を尽くして走り切りたいと思います。みなさまのエールが、追い風になります。どうか、ご支援・ご声援のほど、何卒、よろしくお願い申し上げます。

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