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ふつうの日記 2021.08.24『あの花おセンチ包囲網』

・『あの花』

 録画していた『あの花』の再放送を3話まで見た。私は『あの花』については中途半端な知識だけあって、めんまの幽霊が出るということと、あなるというあだ名の子がいるということと、賢そうな男の子がかなり拗らせているということだけぼんやりと知っていた。
 テレビをつけ、私も泣いちゃうのかなぁと軽ーく思いながら見始める。すると第1話からなんというか、おセンチが全開で驚いてしまった。もちろん、おセンチな話だということは分かっていた。だけど第1話はもうちょっとほのかなおセンチさというか、めんまが出てきてじんたんがビビって、「で、で、で、出たぁーー!!」「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」みたいなことをやるのかと思っていた。しかし実際のじんたんはかなり落ち着いている。めんまを前にしても「夏の獣……俺のトラウマ……」といたって冷静だ。だけど確かに、すごく仲良しだった友達の幽霊に「出たぁーー!!」とは言えないよな。なんだか反省した。
 第2話、第3話も終始おセンチだった。アニメらしいおふざけのシーンとかちょっとしたお色気シーンもないではないが、3話全体で合計してもそういうシーンは10分にも満たない気がする。ひたすらおセンチ。ずーっとおセンチ。そして、おセンチじゃない部分はほぼすべてぽっぽが担っている。おセンチブレイカーぽっぽ。でもここまでおセンチに囲まれていると、ぽっぽのおふざけまでもがおセンチに見えてくる。だけどどうなんだろう。ぽっぽのおふざけ体質も、めんまの死に心を痛めた結果生まれたものだとしたら……すごく不安だ。ぽっぽには台風の目のように、荒れ狂うおセンチの中心にいてほしい。
 今日は第3話までしか見られなかったけど、これからどれだけのおセンチが見られるのか楽しみだ。あと既にあなるのことを考えるとしみじみとしてしまうので、最終回には本当に泣いてしまうかもしれない。あの花、おセンチ包囲網。侮れない。


・オフロスキー

 あの花観賞後、何気なくEテレを覗いてみたらオフロスキーが歌い踊っていた。オフロスキーって歌い踊れるんだ……。なんかもうオフロスキーというだけで何をしていても面白いからずるい。次は真顔で山手線に乗るオフロスキーが見たい。


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