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愛しかたって人それぞれ~本の愛で方からその人を知る~対話型読書会を終えて

2月21日に対話型読書会をいたしました。
前編の「理想の本屋さん」に続いて
後編のそれぞれの「愛すべき本」の紹介の
動画ができましたので、ご紹介いたします

ちなみに、紹介された本
「リッツカールトンと日本人の流儀」「村に火をつけ白痴になれ」「日本の教師に伝えたいこと」「すべて、すてれば」「後宮小説」

理想の本屋さんについて語り合った後
それぞれの持ち味がわかり、打ち解けた後の愛すべき本の紹介

私は「後宮小説」を紹介しました。
後宮小説は「第一回日本ファンタジーノベル大賞」を受賞した作品です。

第一回目でありながら、ファンタジーノベルとは、
と井上ひさしさんをはじめとした面々たる審査員をうならせた
衝撃の作品で
第一回目からこんなすごい本が出て、嬉しいような、この先は大丈夫なのか、と言わしめたすごい作品です。

ちなみに第二回はリングでおなじみの鈴木光司さんが受賞して
大盛り上がりになりました。

私がこの小説をどうして愛しているのかと言えば、
すべてなのですが・・・

新書の装丁も
かわいい小箱のような感じで
また、それが作品とも合っています

それは一目で見た時には
とてもかわいらしい、美しい、きちんとしている

でも、中身は深い。

そんなところです。

キャラクターがみんな個性際立っており
それぞれが活躍する(無駄がない)
みんな信念を持っている

そして、物語を動かしていくのは
動かすときに、いちばん信念と程遠い状態にある人

偶然が歴史をつくる必然になる

そんな、ちょっと一生懸命真面目にやっている人を
からっと笑うような、肩の力抜けよ、といっているような。

人生のやるせなさと、おもしろさと
何が起こるかわからないわくわくと
責任を教えてくれる本です

非常にまっこうから性について
だからこその生について語っている

野心や、退屈や、志、信念
そんなものが
からみあいながら時代は進むのだと感じ

あなたはどうする? と語りかけてきます

女性、というもの
そして女性しかもっていない
人を誕生させる性器が
すべての根幹として軸をなして展開していきます

一言で説明すると
皇帝が代替わりをするので新しい後宮をつくるため
妃候補を募り、妃が誕生するというのが主軸の話ですが

読み手によって
どこまでも深堀出来るお話です

詳しくは読書会の中では語れませんでしたが(時間もあるし)
みんなに愛は伝わったと思います(^^♪

他の方々も、
愛情たっぷりに本の紹介をしてくれました。

第2回目は、そんな愛すべき本たちの中の一つを
投票で決めました。

詳しくは動画で!

3月17日に第2回目対話型読書会を
その本をテーマに行います。

今回、その本を読んでいても、読んでいなくても参加できるという
特殊な方法にチャレンジします。

ぜひぜひ、ご参加お待ちしています。
今回は宣伝も込めて録画をさせていただきましたが
次回からは録画はしないとおもいます。

雰囲気をみていただいて、安心してご参加していただきたいです。
めちゃめちゃ面白かったです。

良かったら是非!!!

申し込みはHP、もしくはメッセージいただけたらご案内します(^^♪
お待ちしています(≧▽≦)

HPは下記からどうぞ!


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