茨城県ひたちなか市観光モデルプラン!地元民がプロデュースする完璧な1日のシナリオ
ひたちなか市といえば、死ぬまでに観たい絶景に選ばれた国営ひたち海浜公園のネモフィラや、数年前までやっていたロッキンジャパンの開催地として有名です。茨城県の住みたい街ランキングでは第4位、太平洋沿岸に位置し人口15万人の自然豊かな暮らしやすい都市です。
勝田駅前から100円でひたちなか市内を周遊している「青空バス」が出ているのですが、今回は車を借り、ひたちなか市を初めて訪れる方へ、地元民オススメの1日観光モデルコースをご紹介します。
1. 9:00 レンタカーを借りよう
勝田駅東口を出てローソンの前を過ぎると「ROCK」というロッキンジャパンのオブジェがあるので、まずはひたちなか市に来た記念に写真を撮ってみましょう。映えること間違いなしですよ!
そのままローソン前の道を真っ直ぐ進み、徒歩7分でニッポンレンタカーに到着です。朝8時から営業しているので早く出発したい人にもオススメ。車を借りて、いよいよ出発です!
さあ出発!ニッポンレンタカー前の昭和通りを、駅を背にして、車で10分くらい真っ直ぐ進むだけ。
2. 9:30 国営ひたち海浜公園でリラックス
4月半ば〜ゴールデンウィークにかけてネモフィラが有名な「ひたち海浜公園」。その景色は、「死ぬまでに観たい絶景」にも選ばれ、春になると全国各地からそれを一目見ようと大勢の人が押し寄せます。
南駐車場に車を駐車して、入場料450円(時期により異なる)を購入し、園内へ。春はネモフィラ、スイセン、チューリップ、初夏はバラ、夏はひまわり、秋はコキア、コスモス、冬にはアイスチューリップなど、四季を通して美しい花々を楽しむことができます。
今回訪れたのは4月下旬。この時期は1番混む時期なので入場料は800円でした。4月は、ネモフィラとチューリップが満開で、園内には多くの人が何百万本という花を楽しんでいる姿が見られました。キッチンカーもかなりの数が来ていたので、良い匂いにつられて花をよそ目にキョロキョロしてしまいました。
また、観覧車やジェットコースターが揃う遊園地やバーベキュー場、食事、スポーツができる場所もあり、1日を通して遊ぶことができるのも魅力の1つとなっています。
3. 11:30 スコーンで有名なラターブルドゥイズミでランチ
ひたち海浜公園から車で7分という距離にある「La Table de Izumi(ラターブルドゥイズミ)」は、サクサクの手作りスコーンが美味しいと、地元では有名なお店。
ランチは、スコーンと紅茶が飲み放題付きで、ハンバーグ、パスタ、ガレット、肉料理などからワンプレート(2200円〜)選ぶのですが、どれもこれも美味しそうで迷ってしまいます。
食事のラストオーダーは15:00まで。15:00以降はスコーンと紅茶のセットのみです。紅茶は約20種類ほどあるので紅茶に関して知りたいことがあれば、店員さんが親切に説明してくれるので自分好みの一杯が見つかるかも。カフェ利用だけでもお腹がいっぱいになりますよ。予約必須のお店です。
今度は、阿字ヶ浦の海方面に向かってみましょう!
4. 13:30 神社を巡る
4.1. ほしいも神社
茨城は干しいも生産量日本1の県で、特にその中でもひたちなか市は有名です。それを狙ってか分かりませんが、「ほしいもの」がすべて手に入りますようにという思いを込めたのが「干しいも神社」です。
園内には干しいもと同じ色の鳥居やトライクなどがあり、インスタ映えスポットとしても人気です。休憩所の自販機では、700円で干しいもと干しいもかりんとうなどが買えます。かりんとうは、優しい味わいで、あっという間に一袋空けてしまうほど。
行ってみると、「ほしいもの」がすべて手に入るかもしれません。試しに訪れる価値があると思いますよ。
4.2. 酒列磯前神社
「酒列磯前神社」は、鳥居から先の参道までタブノキのトンネルになっており、フォトジェニックな場所。美しい木々に囲まれ、いるだけでも癒され、何度来ても飽きない心休まる場所です。
金運アップの神様として有名で、宝くじを買う前に訪れる人も多いそうです。二の鳥居の左側に金運アップの亀がいるので頭をなでるとご利益があるとか。
私の好きな神社のひとつで、タブノキのトンネルが本当に美しいです。鳥居を通して海が見える場所もあり、それもまた見ものなので、晴れた日にぜひ、訪れて欲しい神社のひとつです。
5. 15:30 Potato labo でひたちなか市の味を堪能する
車をお店の前に駐車して、外に出た瞬間から甘い匂いが漂うここは、干しいも・さつまいもデザートで人気の「Poteto Labo」。さつまいも好きなら要チェックのお店です。
濃厚なバニラアイスとカリカリのキャラメリゼで1番人気の「焼き芋ブリュレ」(680円)や、賞味期限5分の「生搾り芋モンブラン」(734円)などが人気のお店で、外のテラス席で食べることができます。
今回私は、生搾り芋モンブランと、飲む焼き芋ブリュレを購入しました。どちらも芋の味が主張し過ぎず、優しい味わいで食べやすく、あっという間に完食してしまいました。次に訪れた時には、焼き芋ブリュレを食べてみたいと思います。
スイーツだけでは無く、お土産には、さつまいもの素揚げにコショウ、砂糖と塩のみで味付けしたおつまみになる商品もあるのでお酒のアテとしても、良いのではないでしょうか。
6. 16:15 地元民ご用達の大型ショッピングセンター:ニューポートひたちなかへ
ニューポートひたちなかは、「ジョイフル本田」と、「ファッションクルーズ」の2つが合わさった東京ドーム5.1個分の大型ショッピングセンターで、週末になると大勢の人が訪れる人気の場所です。
6.1. ジョイフル本田
「ジョイフル本田」は、日用品から屋外品まで幅広く揃うホームセンターであり、価格が安いのも魅力のひとつ。普段お目にかかれないようなプロ向けの物なども売っているので、見ているだけでも楽しめるホームセンターです。
6.2. ファッションクルーズ
「ファッションクルーズ」は、服屋を中心に、ペットショップや韓国コスメ、雑貨屋などが入り、若者に人気のショッピングセンターです。地元では「ファックル」という愛称で親しまれています。
ジョイフル本田とファッションクルーズの敷地内には映画館、無印、ユニクロ、アウトレットストア、回転寿司、ファミリーレストラン、モンベル、スターバックスコーヒー等があり、近くには家電量販店やインテリア、コストコまで。行けばすべてがここ1箇所で済むので、地元民が多く集まる場所となっています。
日も暮れて来たので、ニッポンレンタカーに戻って車を返し、今度は勝田駅前を呑み歩きましょう。
7. 18:30 夜は、駅前で呑み歩こう
勝田駅東口前は、居酒屋が集結しており、呑み歩きにもってこいの場所。店舗が多く、どこに行こうか悩むのであれば以下を参考にしてみてください。
7.1 クラフトビールと大衆酒場Sunny(サニー)
ネオンサインが目立つ、常時6種類のクラフトビールを提供するSunny。クラフトビールの樽が開くと、違う味のクラフトビールに入れ替えてくれるので毎回同じ味ではないのが楽しいお店。クラフトビール以外も呑みものはたくさんあるのでビールが苦手な方でも安心ですよ。
おつまみのクリームチーズフライドポテトやブルーチーズのポテトサラダなどが、クラフトビールのおつまみに最高です。美味しいクラフトビールが呑みたいあなたに自信を持ってオススメできるお店です。
7.2. 2tsumoli(フタツモリ)
外観が可愛くこだわりがあり、ドアを開けるとこじんまりとしたかわいい空間が現れます。イタリアで修行をして来たオーナーが作るイタリアン。オーナーこだわりの見た目が美しい料理の数々は、食べるのがもったいないほど。
まずは、イタリア人っぽく、アペロールスプリッツ(600円)で乾杯をしましょう!シェフが直接、ワインの説明をしてくれるのでそれに合う料理を聞くこともできますよ。食通のあなたにピッタリのお店だと思います。予約は数日前からしておくと良いでしょう。
7.3. THE DRUNKEN DUCK(ドランケンダック)
海外の雰囲気を楽しみたいなら、ドランケンダックへ。日本人とオーストラリア人夫婦が経営しており、海外らしいサイズのハンバーガーやタコス、クロコダイルやカンガルーの肉料理などが味わえます。客層も外国人が多く、アットホームで異国感を味わえる楽しいお店。
定期的にイベントもやっているのでそれを狙って行くのも良いでしょう。私のオススメは、ハロウィンパーティー。1年で1番盛り上がるイベントで、店員さん全員が度肝を抜く衣装でお出迎えをしてくれます。真夜中まで踊って、外国人と交流したい方にオススメです。
笑顔になる街:ひたちなか市
今回は初めてひたちなか市を訪れる方に向けてモデルコースをご紹介しましたが、正直言って、「あそこも、ここも紹介したかった」と、思える場所がたくさんありました。これは地元民の私にとっても新しい気づきとなりました。
長年住んでいる私でも新しい発見ができたので、1度だけの訪問ではなく、何度か足を運んでもらい、「おいしい!」や、「美しい!」をあなたなりに見つけてくれると嬉しいです。慌ただしい毎日を忘れ、自然豊かなひたちなか市へ心の癒しを求めて、ぜひお越し下さい。
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