映画リスタートは挑戦と応援の物語だった(ちょいとだけネタバレかも)
「挑戦」と「応援」が循環するコミュニティを作るためにnote を書いています!
先日、数年ぶりにお台場の映画館に行って来ました。
観た映画は、品川監督作品の「リスタート」です。
予告編から泣かせる映画なんだろうと分かっていたが、自然と3回くらい涙が溢れた。
ストーリー
シンガーソングライターを目指して、北海道の自然豊かな下川町から上京した女性の物語。意図せず起きた有名アーティストとのスキャンダルで、世間からのバッシングを受け、さらに彼女の熱狂的な元ファンから暴力を受ける。ネットに誹謗中傷が書かれ、アイドル事務所もクビとなる。
全てを失い迎えに来た妹と北海道に帰った彼女を家族であり仲間たちが迎えました。そこから彼女がリスタートする話です。
人は人によって生かされている
僕らは多くの人々に囲まれて生きています。その中には本気で困った時に助けてくれる者もいれば、逆に困った時に手のひらを返したり、その状況を逆手に取って自分の為だけに陥れる者もいます。
そう考えると一人で生きた方が楽なのかもしれないけど、残念ながら僕らはジャングルの山奥で誰にも会わず自給自足出来る人以外は、誰にも関わることなく一人で生きることは出来ません。
自分以外の人がいるから、人と比較することで喜んだり悲しんだり悔しかったりします。また、時には相手に勇気づけられたり、逆に自分が勇気づけることもあります。
だったら、面倒くさがらずに自分にとって大切な人間関係を作る人生の方が豊かな生活が出来ると思う。
やっぱり僕らは人によって生かされている。
リスタートは全て人の物語
僕らは誰もが人生で少なくとも一度は悩みや苦しみを持つ経験をすると思う。
人によってその大小は異なるかも知れないが、僕自身10年前に大きな怪我をした事でまあまあのどん底を経験した。今となってはほぼほぼ受け入れて前を向けていますが、当時は人前では受け入れるつもりでも、本当の自分は全く受け入れる事が出来ていませんでした。
結局は「時間」が解決してくれたのですが、その「時間」とはただ過ぎていった「時間=time」では無くて、ドン底から這い上がるために挑戦したり行動してきた「時間=experience(経験)」だったと言えます。
ただドン底から動かず安全な場所でいたままだったら、いくら何年経っても解決する事なんて何もなかったでしょう。
この映画の主人公も、やると決めて実際に動いたから、そのドン底から抜け出せたのです。
抜け出すスピードは仲間や家族による
彼女がリスタート出来たのは最終的には自分の力である事は間違いありませんが、あの早いタイミングで復活出来たのは周りにいた人達のおかげでもあります。
僕もそうでしたが、ドン底に落ちた時に見舞いに来てくれた友人や同僚、先輩や後輩達の存在は本当に勇気をくれました。そして、何より家族の存在があったからこそ、諦める事なく前に出る事が出来ました。
もし、一人だったら今頃どうなってたか分かりません。
ドン底に落ちた時のショックが大きければ大きいほど、大きなパワーが必要なため、人の力がこの復活までのスピードや距離を縮めるのに重要にはなるのですが、わざわざこの救いの手を差し伸べるのはそのドン底に落ちた人のそれまでの生き方や人間性があってのことかも知れません。
主人公はタバコを吸ったり素行はあまり良くないようにも映りました。義父とうまく馴染めなかったり、家族と距離を置こうとしたり、仲間に対して少々乱暴な言葉を使うシーンもありました。しかし、一貫して今の状況を「人のせいにしなかった」ところに周囲の人が離れず、しつこく彼女を守り、ドン底から引き上げる要因だったと思います。
最後に
この映画は2年前のコロナ前に撮影された映画です。
色んな制限がかかりながらもようやくオリンピックが始まるこのタイミングで公開されることになりました。
2021年7月。まだまだ色んなところで燻ってることもありますが、今、日本や世界がまさにリスタートを切ろうとしています。
皆さんも、この1年半多くのことを我慢して、今はドン底にいるかもしれません。どうせならこのタイミングで、この「リスタート」と言う映画に背中を押されてみては如何でしょうか?
きっと映画の後、何かに挑戦したくなったり、誰かを心の底から応援したくなると思います!
あっ、あと北海道の下川町の自然が最高で、主人公(HONEBONEのEMILYさん)の歌が最高なのと、友人のカメラマン役のSWAYさんが男前すぎるのとブラマヨの小杉さんの役がハマり役過ぎるのと、西野亮廣さんが西野亮廣さん役で出てて、、、笑
言い出したらキリが無く見どころ満載でした。
オススメです!!
最後まで読んで頂きありがとうございました😊
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