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Music Videoに関して

キリグニアMusic Video
https://youtu.be/jv-blLXJ9uc

キリグニアのMVの話の前に、、、

CYNHNのMV制作は一貫として、というつもりではないのですが、日テレアックスオンさん(https://www.ax-on.co.jp/works_others/music-video/)という会社のチームの方(監督の岩崎さん)にずっとお世話になってます。スタートの時から一緒にプロジェクトを育ててきたというか、このCYNHNの時の流れを一緒に記録してくれている仲間という感じです。
レコード会社が、そのアーティストの声の記録をする会社だとして、
アックスオンさんが、アーティストの映像記録をしてくれている会社、
結果的にそういう形で進んできたと考えてます!

少し脱線しますが、ちょっとした映像配信やりたいな〜ってなった時とか、監督の岩崎さんにすぐ相談しに行って、
そうするとこういう演出(カメラの画角だったり、台数など)がいいんじゃない?ってアイデアもらったり、ライブのフォーメーションとか当然頭に入ってるスタッフさんばかりなので、ライブ映像の撮影に入ってもらったりすることがあります。(ライブ映像は全てではなく、レーベルでリリースする作品に限っては基本的に日テレアックスオンさんチームにお願いしてます)
一番の感謝は、昔「演じまスウィーニー」をやりたいという無茶振りの話をした時に急に脚本家さん、エキストラさんなどキャスティングして実現してくれたこと。。ありがとうございます。

またさらに脱線しますが、レーベルと、アックスオンさんの中で、タブラチュアの「ラルゴ」のMVあたりからだったか??口癖のように唱える言葉があります。

「この作品が最後の気持ちでやる」ってお互いに言い合って制作してます。
いつも次の作品があるというわけではなく、これが最後のお付き合いっていう気持ちでいつも打ち合わせを始めます。内容が難航してきたり、演出に、こちらが提案する予算がうまくはまらなかったりと、色々とMV撮影までにお互い意見をぶつけ合うのですが、そうなったら、「この作品が最後だから頑張ろう!」ってなります。
そんなことを何年も繰り返してて、気づいたら次の作品ができた時に制作のお願いにお伺いするという流れになってて、

そう、、、その流れで今作「キリグニア」も撮影をお願いしてお付き合いすることになっております。

一つだけ。クリエイターさんを変更する「変化」を嫌っているわけはなく、広瀬みのりさんが入るタイミングだからこそ、あえてブレたくないというか、昨年から用意していた制作想定のまま、この夏は進んでいくという気持ちで、だからこそ渡辺翔さん、ebaさん、めぐ先生、メイクさん、スタイリストさんも一緒の方で、キリグニアは作っていこうと思いました。

個人的な考えなのですが、
作品、エンタメに「馴れ合い」はとっても良くない事だと思うので、これから先はクリエイターさんの新起用はありますし、それはA&Rの自分でも会社員ですし、担当が変わることがある事だと思ってます。
そこは常に「まだ次がある」という考えではなく、目の前の作品に一生懸命になれる人、CYNHNを通して世の中に良いものをリリースしようっていう方と仕事をしていきたいなと考えてます。
CYNHNは長くやっている人のものでもないですし、スタッフやクリエイターさんのものではないと思ってて、しいて誰のものか?というと、、、悩むんですが、、ファンの方と演者の境界線にあるというか、すごく抽象的なのですが、、
結局マネタイズしていかないと次はないので、きっとスタッフ側にあるものではないと思っています。

と、、、宇宙人みたいな話を続けてきましたが、、、(すいません)
肝心なキリグニアのミュージックビデオに関しては、
CYNHNへ愛情たっぷりなアックスオンさんチーム、そしてダンスではめぐ先生が入ってくれたので、現場はほとんどお任せでございました。

担当としてこだわったところとしては、かっこいいCYNHNを見たいけど、「メンバーさんの表情が、観る人、聴く人に明るい未来を感じさせるように」っていうのをテーマにお願いしました。例えば不敵な笑顔とか欲しいです!って監督の岩崎さんと、ダンスのめぐ先生にはずっとお願いしていたのを思い出します。(撮影雰囲気などはキリグニアの初回盤に収録されるメイキングを見てくださいませ!)

- キリグニア Music Video Staff -
Producer/Director:Tomio Iwasaki(AX-ON)
Production Manager : Natsuko Haruyama(AX-ON), Reina Miyaue(AX-ON), Koudai Minagawa(AX-ON)
Cinematography : Satoshi Kaneko(Spice)
Crane Operator : Shingo Tadaka Lighting Designer : Shigetaka Yonezawa Editor : Masaaki Asai(Ichiziku), Yuko Yaoi(Ichiziku), Koki Murata(Ichiziku)
Choreographer : Μёg https://twitter.com/pipipimeg?s=21

あ!最後に、レーベル・クリエイターさんの話が多く、マネジメントさんの事があまり記載されないことが多いかと思うので、一言。

音楽ビジネスはレーベルだけでなく、事務所・マネジメントさんもいないと成立しないと思ってます。レーベルだけでアーティストが大きくなるという考えはなく、むしろマネジメントさんとレーベルが一生懸命やることが、大きなアーティストを生む結果になるとずっと信じてまして、その中心にいるのはアーティストとマネジメントスタッフさんだと思います。レーベルは変わっても売れるチャンスはあるけど、事務所さんが変わると売れるチャンスが少なくなっていくと思っています。
だからこそプロジェクトの真ん中にいるアーティストの次に真ん中に位置しているのがマネジメントスタッフさんで、とっても重要な役割だと思っています。(そういう意味では6月から新しく入ってきてくれたマネージャーのいわたさんは経験豊かで全体のバランスを考えられる素敵な方だと思ってます。)

この辺の身内話に関しては、レーベル管轄の作品とは異なる話なので、noteではなく何か別の時にお話ができたらなと思ったりしてます。

今は在宅期間なので、時間があるうちに思いついた事を頑張ろうと思っております。

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