山田祐基

絵を描いています○

山田祐基

絵を描いています○

最近の記事

ヴィパッサナー瞑想体験記

10日間 はじめてヴィパッサナー瞑想に参加してみた。瞑想をきちんとした機会で学ぶことも初めての経験だ。友人から度々話に聞いていたが、絵を描くこと自体が瞑想のようなものだし必要ないかと思っていた。けれど、度々その名前を聞くうちに、いつの間にかこの手はポチッと申し込みのボタンを押していた。  ヴィパッサナー瞑想で初めての人は10日間コースが必須となる。 「10日間、何があっても施設を出ません。」と誓約し、携帯電話や貴重品、本や筆記用具など全ての個人的所有物を預けてコースに参加す

    • 11111

      先日34歳になりました○ おかげさまで心暖かい日々を過ごせています○ 夏に落ちたなと思ったら まだまだ底なしで 12年ぶりにやってきた抜け出せない日々 いつも「また痩せた?」と聞かれるくらいなのに 今までになく本当に痩せてしまった○ こんなだから人にもなかなか会えないけれど ばったり心暖かい友人たちとご飯を食べたり ご飯を作りにきてくれる友人もいたり 「いい顔になったね」と言われたり 案外幸せにやっている○ きっと自然の表出なのでしょう○ この4年は「人」にフォーカスす

      • はじめて世界に触れるように

        「五感のうち、どれなら失くなってもいいと思える?」 絵を描いて 見るということにフォーカスしているけれど 最初に頭に浮かんだのは視覚○ 時々山の中を目を瞑って歩いてみる○ 鳥の声やふと香ってくる花の香りに 頭の中では鮮やかな色が溢れてくる○ とても豊かな世界だ○ 視力が弱い人は そんなにしっかり見なくてもいいよと 神様が視力を弱くした説 案外そうかもと思っている○ 僕も視力がかなり弱いのだが 最近は眼鏡を外して生活していることも多い○ 見えるとついつい見すぎてしまうのだが

        • 光を存在として描きたいという思いと 何かを照らすことで認識できる光 光は実体なのか 触れることのできない「間」なのか 描くときはできるだけ 後ろに置いておきたいと思っていた技術を 肯定的に捉えられるようになったので 改めて光を描いてみようと思っている○ 紙の向こう側から呼びかけてくる光 奥へと入っていける光

        ヴィパッサナー瞑想体験記

          光と影のデッサン

          変化○ 人への興味○ 今思えば20代の頃は全くと言っていいほど 他人に興味がなかったんじゃないか○ 世界と自分と1対1で対峙してるみたいな○ 実態のない社会というイメージに対して暖簾に腕押し状態○ 30代を前に大きく変化し始めて やっと目の前の人を大切にできるようになってきた気がする○ そうするといつの間にか周りは大好きな人たちばかりで これが社会じゃんってなった○ 自分からほとんど情報は取りに行かないし だから今、とても心地よい社会で生きている○ 先日旅の途中で 久々に

          光と影のデッサン

          空間

          はると piano / Eriko Uegaki painting / Yuki Yamada drink, cake / Yuki Tsushima 2023.3.21 春分の日 素晴らしい時間を過ごすことができました○ 一週間たった今でも余韻の中をゆらゆらと漂いながら 外の世界では次々と木々が芽吹き ピュンピュンと立ち上がる新芽の勢い、 風が吹くたび散っていく山桜に どこかそわそわしながら 日々がすごい速さで流れていきます○ 今回の演奏会のために大模様替えをしました○

          奇跡の流れるところ

          1週間の沖縄旅から帰ってきた。 もうちょっと長く居たかった氣持ちはあるが 旅のマイルールみたいなものはある。 心からその場へ行きたい どうしても行くべき氣がする(人や風から呼ばれていたり役目があったり) タイミングが今! が重なった瞬間とここ最近は決めている。 たしかにいつも沖縄と制作はセットであるため、 短くて2週間、前回は紙づくりのため丸々1月だった。 今回は制作のための目的はなく 顔を見たい人たちが重なったという理由だけだったように思う。 VAN de COS

          奇跡の流れるところ

          かなしみをやさしさに

          まっさらなこころ どんなこころだろう ぴかぴか つやつや うまれたてのたいよう さらさら ほかほか うまれかわったこころ きせつはめぐる こころもめぐる まっさら まっしろ まっさらさらさら まっさらなこころと まっさらなこころで ふれあっていたい ピアノ あけましておめでとうございます○ 新暦元旦のピリッとした空気、お祭り感も 旧暦元旦の少しゆるんできた感じもどちらも好きだ。 新年何気なく書いた一言は「優しい一年でありますように○」だった。 近頃来客が多く、

          かなしみをやさしさに

          いのちといのちが ぶつかる音をきいたの

          気持ちが内に向かう冬が好きだ○ 今年の冬、なんとも言えない感情を味わった○ 幸せと悲しみが同時に押し寄せて 全てが幸せで全てが悲しい不思議な感情○ 全てが矛盾をはらんでいるような○ その感情を持ったまま 「あやふふぁみの島」の出版記念展を終えて 持ち寄られたたくさんの暖かさと 幸せそうなみんなの姿を見て 自分の存在と仕事を肯定した○ 展示の打ち上げでパスタを作りながら 背後にみんなの楽しげな声を聞いたとき ちょっと涙した○ あまりに幸せなとき 泣きそうになる その感覚にも

          いのちといのちが ぶつかる音をきいたの