沈む所と浮くところ

今日は新店舗に移転して1ヵ月経過したけど、今どんな状況なのか？って事についてお話ししたいと思います。

約１ヵ月前に、八木山展望台（前店舗）からの強制立ち退きをくらったものの１ヵ月で再スタート（皆さんからのクラウドファンディングのおかげで）をさせて今に至ります

で、僕たちは強制立ち退きだったので「この場所がいい」とか「この立地に移りたい」とか望んで移転した訳じゃなくて、生き残る為の場所はここしかなさそう！っていう理由で移転しました。
なので、実際には営業してみないと分からないことだらけでした…

今までのイメージがどうしても僕達の行く手を阻む
※ここで言ってる僕達は「カフェ」の事です
元々は景色が良くて（標高２００ｍ）駐車場が広くて（４０～５０台駐車可能）カフェのスペースも広くて（元民宿を改装してカフェスペースは９０席）スペースの使い分けもしてて（キッズスペース、ドッグカフェスペース、カフェスペース）

この状況で１０年営業してました。

イベント、お祭り、ライブ、ウエディングなどなど、数々の催し物も開催してきた場所なので特殊な山の上でした。
１ヵ月の集客（カフェのみ）は２０００人を超えてましたそんな場所からの移転だったのでさっきも言いましたが僕たちのお店の「イメージ」が強すぎるんです。
けど、そうは言っても移転しなきゃ死んだも同然の状況だったので行くしかなかったんですけど
実際に移転後の状況は予想していた通り

「八木山と同じ状況で再スタートしてくれる」

と思われてました…
すごくありがたい期待ではあるんですけど、前店舗の再現をするにはそれなりの条件が必要で恐らくあの規模の再現をするのはほぼ不可能だと思ってました。

今思えば、八木山展望台って条件が良かったのかもしれません！
と言うか、立ち退きが決まったあとは「めちゃくちゃいい場所なのに」ってかなり言われました…
ここは少しだけ言わせていただきたいのが、「めちゃくちゃいい場所に”なった”」です。
僕が来たときは廃墟のゴミ溜めみたいな状況でした…
ゴミの不法投棄、マナー無視の駐車、捨て猫、建物の中も過去に入居してた方々のゴミで２階は壊滅的、正直”若さ”の勢い無ければ踏み出せないレベルだったと思います。

そんな場所を１年1年作り変えて、イメージを変えて、その勢いを加速させたのは足を運んでくれた皆さん！です
なので、最終的に「めちゃくちゃいい場所に”なった”」のは皆さんのおかげです

少し話が逸れましたが、このイメージを皆さんが持ていて新店舗にも当然あると思われたのが「キッズスペースやドッグカフェスペース」でした。再スタートしてからもほぼ毎日お問い合わせをいただいてて…
ただ、ここはこの場所に移転が決まった瞬間に諦めざる負えない状況でした！
理由はスペースにも駐車場にも限りがあったからです…

けど、八木山の集客の大半を占めてた部分が↑の２スペースでした。なのでこの２スペースを持たずに戦いを挑むのは、丸腰で戦場に向かうのと同じような状況です

それでも ”行く” しか選択肢がなかったので行ってみて１ヵ月が経過してやっぱり苦戦したのは「キッズ、ドッグ」のスペースがない分の集客での苦戦…ですが、そことは違う部分の集客に成功しました（まだ１ヵ月のデータですが）
それは、「学生やおじいちゃんおばあちゃん」です

どちらも似たような理由ですが「交通手段」の部分が大きかった！と言うかここはやっぱりかなり制限がかかってたんだなぁ～と肌で感じました
学生に関しては、そもそも車やバイクを持ってない！ってとこで
おじいちゃんおばあちゃんに関しては、車はあるけど山の上まで行く自信がない！ってとこです

それを無効化したのが「立地条件」でした

確かに集客部分で「キッズスペースやドッグカフェスペース」がない事によって落ち込んだ部分と、ここはまだ伸ばせるんじゃない？が「学生やおじいちゃんおばあちゃん」

以上が、ひとまず1ヵ月営業してみて感じた部分でした！

では、また