アニメ『いつかあの海で』#2 雪風と時雨

『呉の雪風、佐世保の時雨』

苛烈かれつを極めた幾多いくたの戦場から生き延びて帰ってきた二隻の駆逐艦、雪風と時雨は史実においてこのように呼ばれていました

第4話時点で彼女らについて感じたこと、考えたことを吐き出させていただきます
そうでもしないと情緒が壊れる(もう壊れてる)

雪風

状況判断にけ瞬時に最善を打つ能力があるタイプ、研鑽けんさんされた技術と天才にしか見えない領域を持ち、自分が負けるビジョンはえたことがない
例えるなら大谷翔平や藤井聡太といった現時点で勝てる者がいないレベルの実力者
自分のことをよく分かってるし屈託のない性格もありメンタル激強
機微に触れる力も人一倍あり、社交性も抜群に持っている
精神的な面からも彼女はOhtani-sanや藤井五冠のような強みを持った艦娘であると言える

時雨

基本動作を叩き込んで高いレベルに持っていくタイプ、そこに感覚を上乗せした立ち回りは超一流のお手本と参考にされるほど
性格が穏やかすぎて勝負の世界でやっていけるのかと周りに心配されている
戦場でも優しさを失わない彼女はその反面常に不安と恐怖を抱えながら敵と対峙する、それが彼女にしかない強さであり脆さになっている
頭を切り替えても心の中で苦しんだり、とても人間味が強く感じられる

雪風と時雨の関係性

二人の接点は戦場での姿を初めて見かけた時に生まれた
戦火の飛び交う中でお互いを意識した

戦場においては皆が敵を討ち倒さんとした顔をしている中でどこか違う感触を受けとった
笑顔と自信に満ちた姿に興味を惹かれた
柔和な雰囲気が印象的だった
二人ともその場にはそぐわない顔つきをしていた

何か強いきっかけがなければ二人が話しをすることは無かっただろう
時雨は話しかけたいけど人見知りで雪風は必要なら幸運の女神が二人を引き合わせると信じている
廊下ですれ違う程度ではいけなかった

一度話したら仲良くなることは必然だった
それは時雨が望んだことで女神の思し召しがあったから


呉の雪風、佐世保の時雨とならび称される二人が作る未来は悲劇か、それとも…
史実では交わることのなかった糸が絡み合ったとき、彼女らに起きる奇跡とは…!
(映画の予告編的な言い回し)

第5話では雪風や矢矧やはぎ率いる二水戦の仲間たちと時雨のやり取りが見られるでしょう

雪風と時雨の絡みはまだ半話分しかありません
今後の展開によっては全く違う解釈をしそうなので物語の結末を見届けた後にまた書くことになるでしょう

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