マガジンのカバー画像

仕事のモットー──僕はこんなことを考えながら働いてきました

58
今の若い人に通用するかどうかは知りませんが、僕はいろいろ仕事を重ねて行くうちに、こんなことやあんなことに思い至りました、という感じの寄せ集めです。
運営しているクリエイター

2021年2月の記事一覧

「仮配属」の効用 ~約40年前の新人研修で思ったこと、思い直したこと・その6

大昔の某在阪放送局での新人研修時代の話、6つめにして、これが最後かな。 前回も書きましたが、僕が会社に入った年は正式配属までの研修期間が非常に長く、3ヶ月もありました。その間には、これまでも書いてきたような座学もあり、 仮配属もありました。 仮配属は1~2週間ずつ、5つの部局に行ってやるオン・ザ・ジョブ・トレーニングでした。 全員が行かされる放送運営局では、物理的に電波を送り出す準備をし、不具合なく電波が流れているかを監視し、そのための泊まり勤務もやりました。 僕の

会社の facebookグループの行方とそれに代わるもの

会社で facebook のプライベート・グループを運営しています。facebook をやっていない方は「プライベート」の意味が分からないかもしれませんが、メンバー以外には公開されていないという意味で、ここではメンバー=社員です。 これはそもそも社内で所属や年齢や役職やキャリアを超えたところで自由な議論をしようという思惑で作ったものでした。 ところが残念なことに、facebook にはあまり若手社員が寄り付きません。上司と繋がってしまうことを嫌うのも分からないでもないです

どこまでが「残業」か? ~約40年前の新人研修で思ったこと、思い直したこと・その5

大昔の某在阪放送局での新人研修時代の話、5つめ。 仮配属今もやっているのかどうかは分かりませんが、僕らの時代には「仮配属」というのがありました。 僕らの年は正式配属までの期間が長かったこともあって、全員が行かされる放送業務局(今は名前が変わっていますが、要は物理的に電波を送り出しているセクションです)以外に、1~2週間ずつ3つぐらいの部局に割り振られました。 その何番目だったか忘れましたが、僕はテレビ制作局の昼のワイドショー班に仮配属になり、曜日担当ディレクターの下につ