100人に「東京オリンピックは開催するべきか」を聞いた結果……賛成3割、延期等4割、反対2割に

 本日、アンケート調査サービスを利用してインターネット上で東京オリンピックの開催の是非を問うアンケート調査を実施した。

選択肢

 今回、より細かい考えを把握するため、アンケートの選択肢を複数用意した。

Q.2021年7月に開催予定の東京オリンピックについて、あなたの考えに最も近いものを選んでください。
・国内の観客のみ入れて開催するべき
・海外の観客も入れて開催すべき
・無観客にして開催するべき
・来年に延期するべき
・今回は中止し、次の五輪(2024年、フランスのパリ)の東京開催を模索するべき
・今回は中止し、2032年の開催都市に立候補するべき
・今回は中止し、今後も開催するべきではない
・開催してもしなくてもどちらでもよい
・まだ分からない

 ※注意:2028年を飛ばして2032年を選択肢にしているのは、2032年がまだ開催都市未決定であるためで、この旨の説明がアンケートでは抜けていた。

結果

 今回聞いた選択肢を大まかに「今年開催するべき」「今回は延期または中止するべき」「今年も今後も開催してはいけない」「その他」の4つに分け、グラフ化した。結果は以下の通りである。

五輪アンケ-02

・国内の観客のみ入れて開催するべき:20人(男性14人/女性6人)
・海外の観客も入れて開催すべき:2人(男性2人/女性0人)
・無観客にして開催するべき:5人(男性0人/女性5人)
・来年に延期するべき:7人(男性5人/女性2人)
・今回は中止し、次の五輪(2024年、フランスのパリ)の東京開催を模索するべき:19人(男性11人/女性8人) 19%
・今回は中止し、2032年の開催都市に立候補するべき:10人(男性9人/女性1人)
・今回は中止し、今後も開催するべきではない:23人(男性15人/女性8人)
・開催してもしなくてもどちらでもよい:9人(男性6人/女性3人)
・まだ分からない:5人(男性3人/女性2人)

 予定通りの開催を容認する人は3割にとどまったが、そのうち無観客を求める人は少数派で、大半が国内の観客の動員を求めている。また、来年以降の開催を求める人が最も多く4割に上ったが、来年への延期を求めている人は少数派で、多くが2024年以降の開催を求めており、10年以上先の2032年(都市未決定)を求める人も多い。今後の開催も容認しない人は2割だった。

 18歳以上の男女にランダムで聞いているため、男女比は等しくなく、男性65人、女性35人となっている。サンプル数があまりにも少なく参考にならないかもしれないが、男女それぞれの割合は以下の通り。

五輪アンケ-03

 女性の方が今年の開催に賛成する人が多いようだ。ちなみに、無観客開催を求める男性は1人もおらず、開催派のうち女性は有観客より無観客を求める割合が高かった。


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