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チーム教育には独裁政権を作れ

久しぶり、10日ぶりの更新担ってしまいました…

仕事のほうでサービスのリリースがあり残業が続いていたこと、また、リリース後は遅れた夏季休暇をとっており、休日含め家族とのんびりして過ごしていましたw


ということで、今回は経験の浅い人が揃ってしまっているチームを育てていくためのポイントを書いていきます。

経験が浅いメンバー、新卒や2卒、部署異動などで経験の浅い人がメンバーにいる、リーダーとして動ける経験のある人は1人(あなただけ)といったチーム構成になっています。


こういった場合、1人の独裁者がいる独裁政権を作るべきだと思っています。

独裁者は経験のあるリーダー格が担い、1人のリーダーが全権を持っている独裁政権を作るようなイメージです。

民主政権を求めても意見が出ない

まず、経験の浅い人に意見を求めたとしても、意見を出せない人が多くいます。

意見を出せない理由は様々でしょう。
・責任を取りたくない
・経験がないから意見が思いつかない
・自信がなく発言できない


意見を出せない理由は人それぞれなので、今回はそこにフォーカスは当てません。

チームを成長させていくため、誰も意見を言わない状態で民主政権のチーム、みんなで方向性を決めて合意を取り進めていく状態を作ろうとしても作れません。


当然、意見を出すことのできるメンバーがいる場合は今回の対象ではありませんが、意見が全く出ない状態であれば、民主政権を作ってもチームは成長していかないでしょう。

独裁政権で方向性を決めてメンバーを動かす

誰も意見を言わない場合、リーダーの意見がいかなる場合でも合意を取ることができます。

そう、独裁です。

1人のリーダーが絶対的な存在、チームの方向性を決めることができる状態です。


そして、リーダーの独裁によりメンバーに指示を出し動いてもらう方法を取ることで、チームを間違えた方向ではなく、良い方向に進めることができるはずです。

独裁政権にはデモが生まれる

独裁政権を続けていると、通常は反発が起き、反対デモが起こります。


これはチームでも同様、リーダーの独裁でチームの方向性を決め進めていくと、いつしかメンバーが反発してくるでしょう。

それが表立って意見を言う場合もあるでしょうし、態度などで出てくる場合もあるでしょうし、反発の方法は様々です。
※この反発を即座にキャッチしないと、亡命(離職やチーム離任)に繋がります。



デモが生まれたらメンバーが自立してきた証拠

デモが起こるということは、独裁者の考えに対し、異なる意見を持っているということです。

これは、メンバーが自分の意見を持ち、それを表に出すことができるようになってきたと言えるでしょう。

それは、自分の意見に自信を持ち始めたのかもしれませんし、経験を積むことで考えられる視野が広がったのかもしれませんが、理由は何でも良いです。

メンバーが自分の意見を持ち、さらにそれを外に表現できるようになってきたことが最も重要です。

意見の出せるメンバーが増えていくと民主政権に変えていく

今まではリーダーの独裁政権だったチームですが、自分の意見を持ったメンバーが増えたことで、これからはチームとして一緒にチーム成長や戦略などを考えて行くことができるようになります。

そうなったらもう独裁政権は終了です。

これからは、自分の意見を持った人と一緒にチームを作っていく、民主政権にしていくべきでしょう。


そうなったときに、まだ意見を出せない人、民主政権のTOP層の決定に従うだけに人も当然いますよね。

それも徐々に意見が出るようになっていくかもしれませんし、人間的にそういったことが苦手なタイプかもしれませんが、少なくとも1人増えるだけで独裁政権は終了です!

最後に

経験の浅いメンバーしかいない場合、意見が出にくい傾向にあると思います。

そういった場合、独裁政権を作ってみるのも1つの手であると私は考えます。


また、今回の独裁政権という手法は1例です。

うまくコーチングすることでメンバーから意見を聞き出すことができる場合もありますし、経験が浅くとも意見を出せる人だっています。


そのチームに適した方法があると思っています。


以上
本日も読んでいただきありがとうございました。

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