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できる部下は2種類ある

私は、できる部下って2種類あると思っています。

今回は、どういった人が部下として優秀で安心できるのか、ということをご紹介します。

また、私自身も上司の部下であり、部下にとっては上司という立場、上司にとって優秀で安心できる部下でなければ即降格になること間違いないです。

経営者出ない限り上司がいると思いますが、自分が誰かの部下である人にとっても、どういう人が求められているのかを確認できる内容となっています。


できる部下を分けると2種類になる

できる部下とは、安心して仕事を任せられ、求めている成果はなんなく上げてくれる人を、ここではできる部下と表しています。


1つは、新しい発想や独創的な発想で新しい課題に対して乗り越えていけるような人物です。

これは想像しやすいと思いますが、課題に対して様々な方向から解決策を探り、今までにない発想であったり、マニュアルには乗っていない方法で乗り越えることができる人物です。


2つ目は、情報収集であったり分析を行い、自分のできること、知っている情報で仕事をこなすことができるような人物です。

独創的な発想はないですが、しっかり情報を集め、分析し、経験や学習から知っている対策をもとに確実に対応してくれるような人物で、独創的な発想がない分、安心感は高く、定常タスクであったりルーチンタスクを安心して任せられるでしょう。

新しい課題を乗り越えていける部下について

仕事をしているとたくさんの課題があります。

上司として、さらなる売り上げ拡大であったり、コスト削減であったりの責任を担っていることがあると思います。

そういったときに必ず必要となることが、今までにない発想です。

今までと同じ方法を取っていたら、売り上げの拡大やコスト削減も予想ができる範囲でしか変化がありませんが、爆発的に変化を出すためには今までにない方法が必要となります。


これは、上司のあなただけが独創的な発想力を持っていたとしても、確実に効果が出る保証はありません。

しかし、ベクトルの違う考えが多数あれば、どれがもっとも効果的か、時間をかけずにできるものはどれか、また、複数の意見をかけ合わせたときに最も最短で効果がでる可能性だってあります。

成果を最大化させるためには、様々な方向からの意見が必要なのです。

そのため、今までにない新しい発想ができる、独創的な発想ができる部下は上司にとって最も心強いパートナーでしょう。

定常タスクを安心して任せられる部下について

組織として、上司として、管理者として、定常的なタスクを複数持っていると思います。

でも、その中には上司がやらなくても良いタスクが複数あるはずです。

例えば、人事評価などは上司でなければできません。しかし、報告書の作成は部下が作っても良いでしょう、そして部下が作成したものを上司が確認し承認すれば良いでしょう。


会社という組織の中で昇格すればするほど、責任の範囲が大きくなっていきます。それを全て1人で担っていてはいくら時間があっても足りません。


上司としてやらないといけないこと、上司にしかできないことに注力し、組織として成果を最大化させることにより多くの労力を注ぎ込むことが最も効果的だと考えます。

定常タスクは安心して任せられる部下に任せることができれば、上司としてやらなければいけないことにより多くの時間を使うことができるようになります。


上司のさらなる成長、自分の持っているチームの成果を最大化させるためには、安心して任せられる部下がいることも大切なことであると考えます。

最後に

あなたはどちらですか?

前者の場合は、あなたの意見をより多く発信することで上司からは「できる部下」として見られるようになっていくと思います。
上司と意見が異なることもあるでしょうが、それは人間ですので当然、それを受け入れてくれる上司であることを願います。
(世の中には自分と異なる意見を受け入れない、そういった部下を排除しようとする上司もいます。まさしく、出る杭は打たれるですね。)


後者の場合、上司のやっている定常タスクで、あなたでもできるものはどんどん手を上げていくことで「できる部下」として見られるようになっていくと思います。
そして、上司からあなたに仕事を任せたい、と思うようになり、他の誰でもなくあなたに声がかかるようになっていくと思います。


以上。
読んでいただきありがとうございました。

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