raspberry PI zero でBLE ビーコンを使ってみる


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今回はラズパイZERO WHを使ってスマホと通信をしていこうと思います。
まずはラズパイZEROをビーコンとして使えるように環境を整えていきます。

1. bluezのインストール

ラズパイには最初からインストールされていますが、もしインストールされていない場合は次のコマンドでインストールします。

$apt install libglib2.0-dev
$apt install libdbus-glib-1-dev
$apt install libudev-dev
$apt install libical-dev
$apt install libreadline-dev

$wget https://www.kernel.org/pub/linux/bluetooth/bluez-5.9.tar.xz
$xz -dv bluez-5.9.tar.xz
$tar -xvf bluez-5.9.tar
$cd bluez-5.9
$./configure --disable-systemd --enable-library
$make
$make install

2. 必要なライブラリのインストール

これをインスールしないとbluetooth.hがないとエラーが出てしまいます。

$apt install libbluetooth-dev

3.bluez-ibeaconのインストール  

$git clone https://github.com/carsonmcdonald/bluez-ibeacon.git
$cd ./bluez-ibeacon/bluez-beacon/
$make

4.UUIDを生成する 

$apt install uuid-runtime
$uuidgen
 fc8cc6cd-1f77-4861-8f3c-0c99b252214


5. 4で生成したUUIDを使ってble通信する

このコマンドでラズパイからビーコン発信できるようになります。

./ibeacon 200 fc8cc6cd-1f77-4861-8f3c-0c99b252214 0 0 -53

6.スマホでbleビーコンを確認する

今回はビーコンを確認するために「Bluetooth Scanner」を使います

7. ラズパイのビーコンを確認してみる

 6でインストールした「Bluetooth Scanner」を使ってラズパイの信号を確認してみます。アプリを起動すると下のような画面が開かれ、「BlueZ 5.50」というデバイスがあることがわかります。(バージョンは人によって違います)

画像1

「DEVICE FINDER」をタップすると下記のようなグラフが表示されます。
これはラズパイとの信号の強さを表しており、ラズパイとスマホの距離が近いほど数値が0に近づいていきます。

画像2

以上、ラズパイでBLEビーコンを発信することができました。

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