YAMAGUCHI Hidekazu

前世紀末から10年ほど中国で働いて、いまは東南アジアやインドの活きの良いスタートアップ…

YAMAGUCHI Hidekazu

前世紀末から10年ほど中国で働いて、いまは東南アジアやインドの活きの良いスタートアップを見つけ出して支援をしたりしています。

最近の記事

TikTokが米国のオンライン・メディアに出資したみたいです

こんな記事を目にしました。 Z世代のオーディエンスを増やし続けているTikTokが、グループ・ナイン・メディア(Group Nine Media)の科学メディア、シーカー(Seeker)に資金を提供し、自宅待機を強いられている若者向けのオリジナル動画の制作に乗り出している。 シーカーとの提携は、TikTokのクリエイティブ・ラーニング・ファンド(Creative Learning Fund)プログラムの一環として行われたものだ。TikTokは、パンデミックに見舞われた若い学

    • 中国のGoogleの命日

      3月23日は、Google中国(谷歌)の命日でした。 Googleは北京政府の「指導」に同意することをせず、11年前、中国法人を閉じました。 いま中国のgen Zで「谷歌(グーガァと発音するGoogleの中国語サービス名)」を知る人は殆どいません。 代わりに独自の進化を遂げた中国のオンラインビジネスモデルが、世界に浸透しようとしています、例えば"Super App"と呼ばれるWeChatのインスパイア・モデル…。 ところが、その先陣を切って中国のデジタルトランスフォーメー

      • ゴーン氏会見で露見した内向き日本メディアの危機

        カルロス・ゴーン氏の記者会見に対して、日本メディアは概ね批判的でした。特に不愉快だったのは、テレビ朝日報道ステーションの解説の人、同局のニュースセンター長とのことですが、会見が始まって20分もたたないうちに、不愉快な態度丸出しで、すべてデタラメの自己擁護だと結論づけていました。 ゴーン氏の会見で注視されていたのは主として以下の3点だったと思います。 (1) 起訴事実に関する弁明(有証虚偽と特別背任) (2) 日本の司法制度への批判 (3) 保釈中の国外逃亡の手段と弁明 (1

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