モノマネと観察力

仕事の移動中は同僚と色々な事を話している。
お互いお笑いが好きなのでそっち系統の話をすることが多い。

また、お互いにモノマネやちょっとボケたりしてキャッキャッ言っている。

そんな移動の車中、ふと同僚が

「ヤマさんはモノマネ上手くないですよね！」

と唐突に言ってきた。

たしかに、上手くないのだ。素人芸とはいえ酷いくらい似てないのだ。
それはこの同僚にも何度も披露しているので、反論のしようもない。

まあ、別にそのあと大した広がる話題でもなかったので、その会話は割愛する。

しかし、そのあとにこれは出来るぞと下手ながらも昔に似ていると言われたモノマネを何個かやってみたのだが、全然ダメだった。
同僚の評価が悪かったのは言うまでもないのだが、自分としても何か納得できなかったのである。と言うよりも本物がどんなかをいまいちイメージが出来なかった。

今ふと考えてみると昔はテレビなどをよく観ていて、面白いモノを観ると真似して観たいと思い、暇があればブツブツ練習してみていたものだ。
今は見るものといえばYouTubeで作業中の聞き流し程度で点けていることが多い。
それに、自分のことでいっぱいで中々周りが見えてない事が多かった。

昔、モノマネ芸人の特集でモノマネは観察力とその人が好きという愛情がないと上手くならないと言っていた。

今の私はそういうものが足りないのかもしれない。愛情までは今は難しいかもしれないが、もっと何かに興味を持ちしっかり観察することから始めていってみようと思う。

ノートに書くネタが中々思いつかないのもこれが原因かなと思いつつぽつぽつと投稿する