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数学は才能。

中学時代は主要5教科まんべんなくできました。
5教科で400点を切ったことはありませんでした。
450点は超えませんでした。

高校は二流進学校へ。
入学早々勉強につまづきました。
根はまじめで頑張り屋なので英語、国語、社会の文系科目は暗記である程度できるようになりました。
数学、物理、化学といった理系科目は絶望的にできませんでした。

高校2年の冬になり、理系、国立文系、私立文系コースを選択しなければなりませんでした。
数学は大嫌いで勉強したくなかったけど、家は貧乏で国立大学へ進んで欲しいプレッシャーがあったのでやむなく国立文系コースに。

高校3年になり、夏休みまでは数学を自分なりに頑張りましたが一向に成績が向上せず。
当時は高校生なのに白髪も増えました。
悲しい高校時代だったので同窓会も一切出席してません。
他のクラスメイトを見ても、自分レベルで数学ができない生徒で努力してできるようになった生徒は1人もいませんでした。

秋頃に数学に見切りをつけ、担任の先生に私立文系を受験したいと話しました。
時すでに遅し。
結局、合格したのは三流私立大学のみ。

本当は家を出たくて仕方なかったけど、片道2時間かけて電車通学しました。
国立大学へ進学できなかった負い目もあったので。

家が経済的にゆとりがあれば、早々に数学に見切りをつけて国語、英語、日本史に自分のリソースをフル投入してました。
もっとランクの高い私立大学に合格していたかもしれません。

いつまでの実家暮らしの人を非難する人もいます。
まず家を出る最初のタイミングは大学進学。
アパートを借りてある程度の仕送りができる家庭じゃないと無理です。
生活費を賄えるぐらいアルバイトすると大学の授業に出られません。

今の自分があまりハッピーじゃないからこうして愚痴っぽいことを書いてます。
家庭の経済格差が子供の学力の格差につながります。

もし今高校1、2年生で数学に苦労している人がいたら覚えておいて欲しい。
「数学は才能」
努力してもできるようにはなりません。
暗記でなんとかなる文系科目で勝負しましょう。

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