コラムとブログの違い 2020メモ

コラムとブログの違い

コラムとはなんだろう。

辞書で調べると、新聞や雑誌の囲み記事、短評欄とある。しかし、現在では、そればかりではなく、ウェブ上の企業のホームページのような公の場に載せる論理的な記事もコラムと言われている。

では、ブログとはなんだろう。

個人が日記のように、簡単に自由に記載することができるウェブサイトのことだ。個人が好きなことを自由に書けばよい。その文章そのものを指して言っている時もある。自分のスペースで、自分の好きに書いているのがブログだ。

コラムをどう書くか

コラムは、評論文であることを忘れない。表題について、自論を展開、読み手を納得できるよう客観的な根拠を示して、論理的に語る必要がある。専門家でない限り、自身の経験は語らない。人を説得できる材料にはならないからだ。

コラムは、ライターとしてWeb上にコラムを書くならば、PREP法で書きたい。結論(Point)を述べ、理由を客観的に論理的に語り(Reason)、具体例やデータを示して読み手を説得し(Example)、最後に結論を繰り返す(Point)。

ブログをどう書くか

仕事で書くブログは、ペルソナ(ターゲット)をリアルにイメージする。具体例に自分の経験を書いても良い。だからといって、武勇伝のような自分語りをしないように注意したい。

自論展開するコラムに対し、ブログは、具体的な一人の悩みを解決していくように、友人と会話をするように書いていきたい。

こちらも、ブログもPREP法で書く。

今は、早めに結論を語った方が、読み手は興味を持って読んでくれる。スマホの形式で読んでいる人にとれば、結論に至るまで、長文を読むのは辛いだろう。

疑問があり、結果を述べ、理由を述べる。具体例はターゲットの個性に合わせた、より詳細な例にしたいし、予想できる反対の意見のホローも示しておきたい。そして、スッキリ解決してもらって、明るい未来をイメージしてもらえるような言葉で終わらせたい。

趣味の個人ブログはどう書いても構わない

行動と感想だけの作文でも構わないし、それに想像を巡らせ、随筆になってもいいだろう。行動や現実に起こったことがなくても、心の中だけを言葉にして、エッセイにしてもいいだろう。

そういうブログに、人が訪れるかどうかは、また、別の話だ。

SEO対策とキーワード

人が訪れてもらいたいのであれば、多くの人が興味を持っているキーワード選びは、どちらも大事だ。このキーワードは、Google検索エンジンで入力された言葉のことだ。

現在、Googleの検索エンジンが全体の8割を占めていると言われている。SEO対策とは、Googleの検索エンジンでいかに上位に食い込むかの対策のことである。

このSEO対策は、常に同じではない。2年毎くらいに、上位に表示されるルールが見直されているからだ。

何故そのようなことが行われるかというと、Googleは、調べ物をしている読み手に、良質で中身のある良い記事を届けたいのだが、ルールを把握して、引っかかることだけを目的とした技を持った記事だけが、上位にきて、中身のあるページが埋もれてしまう可能性を避けるためだ。

現在は、シンプルに、人々が検索で使う言葉が入っていて、内容がその言葉と合っていて、内容がしっかり書かれていることも重要だから、ある程度ボリュームのある記事が上位にくるようになっている。

だから、Web上で仕事として文章を書く時、キーワードの選択は非常に重要である。集客のために書いているのだから、そこを意識して書かないといけない。そのキーワードは、多くの人の興味があることであり、知りたいことであり、悩みだからだ。

書く側とすれば、人々の知りたいことを、しっかり受け止めて、その解決に向き合って、内容のある、信憑性のある記事を地道に書き続けるほかないのである。

悩みや疑問の解決の糸口になったり、共感してもらったり、読んだ後に、スッキリして、ニッコリしてもらえるような文章が書きたいものだ。

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