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進み続ける限り⑰

 夢枕獏著「白鯨 MOBY-DICK」の上巻を読み終わった。
 一週間で一冊。
 読むのが遅いと思われるかも知れないが、私としては現状の生活でここまで読めると思っていなかったのである意味発見である。
 実は、読みたかった小説が他にもたまっていたのだが、現状の生活が続く限り読めないだろうと諦めていたので、また何かしらかの理由で中長期的に試合ができなくなるか、若しくは引退してからの楽しみとしてそっと取っておくしかないかと考えていた私にとってこの発見はなかなかに嬉しい。
 次は何を読もうか?
 大江戸火龍改か?
 仰天・俳句噺か?
 花歌舞伎徒然草か?
 JAGAE 織田信長伝奇行か?
 いつか出会った郷土の味か?
 新・餓狼伝の最新刊か?
 少したまった陰陽師か?
 だいぶたまったキマイラか?
 絵本もありかも?
 他にはないか?
 取り敢えず、まだ白鯨 MOBY-DICKの下巻が残っているのでまずはそちらをまた楽しませていただくのだが、その先も楽しみがたくさん残っていると想像するだけでも楽しくてたまらない。
 うむ。
 やっぱり、少しの間小説を読まないでいて良かったのだなぁ。
 人生、何ともまぁ、上手くできているものである。

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