どこを目指して投球フォームの改善をするのか

目指すこと、これがないとどこに向かえばよいのかわかりませんね。

どこへ向かうのか。それは捻じれをつくることです。しかも、それは自分で捻ってつくるのではなく、捻られてできる捻じれです。捻じれとは何かというと、下からの徐々に回転していき、投球することです。だから、キーワードは「下から順番に回転していく」です。自分でつくる捻じれと勝手につくられる捻じれは何が違うのか。それは文字通り、自分で捻って捻じれをつくる方法です。これもかなり難易度は高いですが、ちゃんと捻じれをつくれれば、コントロールも伸びもよくなります。勝手に捻じられる捻じれはとんでもなくレベルが高い。しかし、これができれば、見たこともない弾道で遠投ができます。高さ2メートルくらいで遠投80メートルくらい投げれますよ(笑)

私も3度捻じられる投球フォームができたことがあります。ビックリしますよ。意図的に何度も出来ませんでしたが、遠投がことごとく暴投になるんです(笑)伸びすぎて。

その3回の内1回は高校時代の監督に教わってすぐにできました(その日だけ)

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その時はクイックで投げました。そして、もう少し膝曲げてとか、腰引いてとか、肩をすくめないで、とかセットポジションで立っている時に指導され、一球投げて、もう少し背中側の壁を意識してとか指導されて、次の一球で勝手に捻じられる捻じれができました(笑)本当にすごい指導者は、それだけでフォームを修正できます。実は膝の位置、腰の位置、頭の角度、体重移動の傾き等を微調整するだけで、とんでもなく良くなったりします。そういった指導者は多分この世に殆どいないでしょうが、見える人は、バランスが見えます。私はそこまで見えませんが、その多少は見えるので、それをお伝え出来ればと思います。

ですので、本当は一から十すべてを説明するより個別的に相談に乗った方が解決は早いのですが、その方法はまた随時考えますね。

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