読書

80年後まで知る必要のない豆知識


このタイトルを読んでいながら
この記事を開いてくれた方に
もう1度言っておきたい。


ここに書かれている内容は
80年間は使えない知識です。


この記事を読むのは、
今すぐである必要はないし
別に明日でも構わない。

なんなら、
80年以内なら何年後でも
構いません。


よほど暇を持て余している方
だけが読むような記事です。


何かやるべきことがあるなら
そちらを優先する方がいい。


ここまで言って
まだ読んでくれている方には
素晴らしい暇つぶしを
ご用意しています。

暇つぶし


まずは、
こちらの問題に取り組んでみてください。

【問1】下線部の読みを記せ。
 a. 集く
 b. 鰐
 c. 鼎
 d. 愈
 e. 杏林
 f.  鰭
 g. 鳶
 h. 田螺
 i.  鴨
 j.  按摩


これらは漢検準1級レベルの読み。
読めるような読めない漢字ですよね。


実は、閏年(うるうどし)
『閏』という漢字は
漢検準1級レベルの漢字。

難なく『うるう』と読んでいますよね。


不思議なもので、
難しい漢字であっても
触れる頻度が多ければ読めてしまう。

先の問題でも
「鴨」・「鳶」あたりは読めた人は
多かったのではないでしょうか。


「こんなに難しい漢字なんだ」
驚くことって案外多いですよね。


漢字


有名なものだと、
「孕む」という漢字がありますね。

これ実は、漢検1級レベル
難しい漢字なのである。


しかし、これは随分昔の話。


みんなが孕む孕むって
簡単に使いすぎるために

1級から準1級を飛ばして2級まで落ちたらしい。


降格


他にも「晒す」という漢字があります。

これも漢検準1級レベルです。


SNSの影響なのか
この漢字も読める人が多い。

2級に落ちるのも
時間の問題かもしれないですね。


さて

ここまでは今日から使える豆知識でした。


ここから、
80年後までは必要のない豆知識です。

教師


今日は2月29日ということで
閏年に話を戻したいと思う。


その前に、またまた問題です。

【問2】現在採用されているグレゴリオ暦では、閏年は400年の間に何回あるものとされているでしょう?


そんなに難しくないですよね。

400÷4=100ですから、
答えは100回です。


そう思った方、


残念ながら不正解です。

ダメ 女性 2


閏年には有名なルールがありますよね。

(ルール)4の倍数になる年は閏年とする


でも実は、
閏年のルールは
これだけではありません。

こんなルールもあります。

(ルール2)例外として100の倍数になる年の中で400で割り切れない年は平年(平年:閏年ではない年)

例えば、2100年・2200年・2300年などが
このルール2にあたる。


なぜこんなルールが
できたのか解説しましょう。


1年は365日ですが、
実際は地球が太陽を1周するのに
365.2422…日かかります。


この差を補正するために
4年に1度、1日加えるのが閏年です。

しかしそれでは加え過ぎとなり、
少しずつズレができます。


そのズレは400年で
+3日になります。


そのため、400年のうち
加えすぎた閏年を3回分
消さなければいけなかった訳です。


ちなみに、
次に閏年が閏年でなくあるのは
2100年です。

…80年後ですね。


これを迎えたい人は
ぜひ長生きをしてください。


その頃には
「閏年」という漢字が
漢検2級レベルに落ちているかも
しれないですね。


最後に…

【問1】の回答
  a. すだ(く)
 b. わに
 c. かなえ
 d. いよいよ
 e. きょうりん
 f. ひれ
 g. とび
 h. たにし
 i. かも
 j. あんま
【問2】の回答
 97回


1問でも間違えた方は
罰として「♡」を押してくださいね。

現場からは以上だ。

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