ネイルケアは習慣が大切!お客様に習慣づけてもらうようレクチャーを
やくさひろです。
求められるネイリストになるためには、ただ単に素敵なネイルができるようになれば良いというわけではありません。
ネイルそのものへの知識のみならず、ネイルケアに至るまで熟知している必要があります。
さらに、知っている知識を適切に伝え、相手の暮らし方に影響を与えるようになれると、愛され求められ続けるネイリストになれます。
ここでは、ネイルケアがいかに重要かを解説していきます。
お客様にもネイルケアが重要であることを適切に伝え、習慣づけてもらうような会話が自然とできるようになることが理想です。
そもそも「ネイルケア」とはなにかを確認する
お客様にとってネイルケアとは、
「ネイルケアはネイルサロンに行ってジェルネイルをしてもらうこと」
だと認識されていることが多いです。
まず、ネイルケアとはなにかを確認していく必要があります。
ネイルケアとは
と大きく分けて5つあります。
それぞれにどんなことか、お客様にわかりやすくかつ具体的に伝えられるよう確認しておきましょう。
1.形を整えること
爪の表面を磨いてくすみや凸凹を取り除く。
爪そのものの形をその人の爪に合った形で整える。
2.清潔を保つこと
爪と皮膚の間にある汚れを取り除く。
爪周辺の古くなった角質を除去する。
3.水分を失わせないこと
オイルを塗って爪に水分を閉じ込め保湿する。
生活状況に応じて手袋を着用し乾燥を防ぐ。
4.甘皮の処理をすること
甘皮を押し上げ爪を際立たせる。
要らない甘皮をカットする。
5.血流を良くすること
ハンドマッサージでむくみをとる。
ハンドマッサージで温める。
毎日するお化粧と同じ感覚だと理解してもらう
ネイルケアは毎日するお化粧と同じで、「毎日して当たり前のもの」という感覚で考えてほしいということをお客様に伝えることも大事です。
たまに食事に気を遣ったくらいで、体型はなにも変わらないですよね。
ネイルも、2週間に1度サロンに訪れたからといって、健やかな状態に完全になるわけではないのです。
お化粧をして、寝る前にはオフして、保湿して眠るのが習慣になっているように、ネイルケアも毎日することだという意識付けが重要です。
甘皮の処理は毎日するものではありませんが、ハンドマッサージは毎日することが望ましいですよね。
なにをどのくらいの頻度でするのがベストか、することによってどのような効果が得られるか…を伝えることを忘れないようにしましょう。
施術のたびにネイルケアの大切さを説こう
ハンドケアのスキルを身に付け、お客様に提供するだけでは多くのネイリストと同じです。
自分が学んで知識を蓄えることと、お客様や友人知人など大切な人に教えるのでは、教えるほうが数倍も難しいものです。
しかし、知識を確かに伝えることができたなら、みるみる綺麗な手指へと変わっていくことでしょう。
自分の知識とスキルで周囲が素敵になる…想像しただけで、気持ちが高揚してきませんか?
ネイルケアの重要さを知り、そして伝えて理解してもらうことで「綺麗は伝播する」のです。
やくさひろです。 記事が広くシェアされ、手のお手入れを通して誰かの幸せに繋がることを願っています。 いただいたご支援は活動費として使用させていただきます♡