デスクトップを片付ける

机の上を片付ける。

昨日まで書いていた文章のための本やらコピーやらの山をどかす。本はそれぞれの棚へ。コピーはファイルに綴じる。

ものを書く仕事では、書きながら「あれ、あの本にはなんて書いてあったかな……」というので書棚から本を持ってきて、用が済んだらその辺に積んでおく、ということを繰り返すために、すぐ書塔ができる。

そのつど元の位置へ戻せばよいのだけれど、ついそのままにしてしまう。それで一仕事終わる頃には机の上や周りが関連書まみれになるのだった。

それを片付ける。

だがもう一つ、やらねばならないことがある。そう、デスクトップは二つある。物理と電子と。

物理デスクトップはいま述べたように片付けた。電子デスクトップはどうか。これがまた酷い。あちこちのウェブサイトから論文や画像を見つけてはダウンロードする。ダウンロードしたものをすぐ見つけられるように、保存先をデスクトップにしている。だから、どんどんファイルが溜まってゆく。

これもそのままにしておくと精神衛生上よろしくない(わたしの場合)。

そこで、一仕事を終えたなら、電子デスクトップも整理する。といっても、一つひとつのファイルの中身を確認していると日が暮れてしまう。書きかけのメモや重要なことが分かっているファイルは、その仕事のフォルダに移動する。それ以外は、とりあえず入れておくための整理用フォルダにともかく投げ込んでおく。

そうしてデスクトップをできるだけすっきりさせる。

画像1

理想を言えば、デスクトップに常に置いておくフォルダは、もう少し減らしたい。だがそうすると、今度はどんなフォルダがあるかを忘れてしまう。そこで、常に意識しておきたいものは置いておく。

人によって好みもいろいろだと思う。私の場合、デスクトップを整理すると、なぜだか知らないけれど、次の仕事へと向かう気力が湧いてくるのだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?