水中を歩くような

ときどき夢のなかで、普通に道を歩いているのに、水中を歩いているかのようにうまく前に進めないことがある。

この4月以来、起きているあいだも、いくらかそんな気分がある。毎日仕事をしてはいるものの、なかなか前に進んでいかない。

講義やイヴェントなどで、外に出て人に会う機会がめっきり減って、もともと変化や起伏に乏しい私の生活が、ことさらのっぺりとしているためかもしれない。

それならそれで、もう少しゆっくりできればよさそうなのだけれど、やることだけは山積している。単に仕事のスピードが落ちているだけなのかもしれない。

自分でも気づかないうちに、ぼっと過ごしているのかもしれない。

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