コラム「全人類ゲーム作らないかな~」
初めまして、やくもです。
突然ですが、私はゲームという媒体が非常に好きです。
普段から仲良くして頂いている方には今更な話ですが、私が打ち込むジャンルというのはゲーム作品の事が多いです。
具体的には、ポケモンやドラクエなどの王道ものから、「OMORI」や「大海原と大海原」などのツクール作品に、「Inscryption」などのドインディーまで様々です。
やはり、ゲームならではのインタラクティブな部分が好きですね。プレイヤーの介入次第で世界が二転三転したり、あるいは世界にプレイヤーらしさやその在り方みたいなものが映し出される様がとても好きです。
ゲームとプレイヤーの関係が好きなので、メタフィクションものを好んだりもしています。
それと、音楽をやっている人間としては、ゲーム中での音楽表現にも魅入られている部分がありますね。特に、モチーフの転用が大好物です。「UNDERTALE」などには顕著ですが、音楽のフレーズにキャラクターなんかを当てはめるものです。
そんな感じでやくもという人間はゲームという礎のもとに生きているので、好きすぎて自分でゲームを作り始めてしまったわけです。
フリーゲーム出してます。
ここでようやくタイトルに触れる事ができるのですが、私は常に「知り合いの創作者みんな急にゲーム作り始めてくんねぇかな…」という欲と共に生きています。無茶なんだよ
ゲームには色んな要素が含まれてますよね
シナリオ
ビジュアル(背景、キャラクターなど)
サウンド(BGM、効果音など)
システム(設計のほか、UIなども)
などなど
そして、ゲームというのは多要素だからこそ、作者の思想がめちゃくちゃ出るんじゃないかなと思うんですよね。
だからこそ私は、ゲームから作者の思想を感じ取りたいんです。そのために知り合い全員ゲーム作ってほしいという無茶を空想しているわけなんです。
例としてまずは私の話をします。
私は一次創作をする上で、ほとんどの世界をゲームにしたいというデカすぎる野望を抱えています。
その大きな理由が、様々な結末を描きたいからです。マルチエンディングになる小説なんてそうそうないですよね?
まぁいずれかのエンディングを本編として制作して己で二次創作してもいいんですが、こんな終わり方も、こんな最期だってあったかもしれないよね?という可能性を公式で提示したいうえ、そのきっかけが何にあるのかを模索してほしいんですよね。
エンディングにはそれぞれ分岐条件がありますから、「これがあったからこの結末に繋がったんだ」という因果が必ず生まれるわけです。そこが大事だなと個人的には思うので
でも、これだけが正解とはもちろん思ってなくて、エンディングが一つだって別に良いわけですよ。「どれだけ寄り道しても、必ず訪れる結末」だって表現としては素敵だと思いませんか?
これがゲームを作るうえでの「思想」だと思うんです。
もちろん、キャラクターデザインやシナリオに作者のインプットや好みが現れる事などもこれにあたります。これはイラストを描いたり、小説を書いたりする上でも見えるものですね。
それが更にゲームであるからこそ、要素が膨大であるからこそ、思想の見え方が多岐にわたると思うんです。
どんなものが好きなのか、世界観や思想をどんなシステムに落とし込むのか……などなど。
貴方の思想が見たいので、この記事を読んだら是非ゲームを作る事を視野に入れてください。お願いします。どうか……
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