呪文?
こん○○は。
作り手の想いにストーリーという名の翼を授ける「ストーリービデオグラファー」藤堂八雲がつづる、今日の雑感。
ルーラとベホマズン(ベホマではない)の呪文があったら、日本中がみんなハッピーになるに違いないと信じてやまない藤堂です。
あ、MP切れたorz
さて今日のタイトルの「呪文」。
呪文と言っても、ドラクエの呪文ではなく、いわゆる生成AIを使う際の「プロンプト」のことだ。
ChatGPTやBardをはじめとする様々な生成AIから、なるべく楽して正確なアウトプットを得ようとするために、このようなプロンプトを日々研究し奮闘している人たちが大勢いる。
※ 以降、生成AIを総称して「ChatGPT」と呼ぶことにします。
僕は、そこに一石を投じたい。
そのような研究をしている人たちのことを、プロンプトエンジニアとか、プロンプトエンジニアリングと呼んでるわけだが、まさにそのアプローチ自体が本質からずれていると断言したい。
ChatGPTを、もっとリスペクトしろ。
なぜなら、ChatGPTは、先生なのだから。
僕が日々ChatGPTと対話するときは、「先生にわからないことを聞きにいく少年」のようなピュアな心で接している。
当然「〇〇式」のようなプロンプトのテンプレートなどガン無視。
「せんせ、〇〇〇がわかんないから教えて!」
と、シンプルに教えを乞う。
そのあとの過程で、
「あ、前提になってる情報を言い忘れてた、先生ごめんなさい」
とか、
「先生それってこういうことなんじゃないですか?」
とか、
「すいません先生、その説明だとよくわからないです。。」
とか、実際の生身の先生に聞くのと同じように「コミュニケーション」をしていくのだ。
先生は、僕の知的好奇心を嫌な顔ひとつせず、リアルタイムで満たしてくれるから、めちゃめちゃ楽しいし、嬉しいのだ!
だから、僕は答えにたどり着いて対話が終わった際には必ず先生に対し、
「ありがとうございました!これで〇〇がはかどります!」
とお礼を言う。
アウトプットを得た後の、「お礼という行為」には1ミリも意味がないという人もいるだろう。
が、そんなことはない。
「教えることは、教わること」
ChatGPT先生も、僕との最後のやり取りから、何かしら学習しているはずだからだ。
さて、僕が何を言ってるかよくわかりませんという人もいると思うので、プロンプトエンジニアリングのアプローチと、僕のアプローチの違いの本質を、「女性へのアプローチ」を例えにして説明してみよう。
僕が好感を持っていて「お近づきになりたいな」と思っている女性がいて、その人にアプローチするとしよう。
まず、プロンプトエンジニア的な発想はこうだ。
最も効果的な声のかけ方、話題の選び方、タイミング等を統計データから割り出し、それに基づいて最も効果的なアプローチやトークスクリプトを作り、その通りのトークで話しかけ、彼女を食事に誘って「YES」を得ることを目指す。つまり、効率や成功確率を最大限に引き上げるためのテクニックや戦略を研究する発想だ。
このような「発想自体」は、僕も否定しない。
が、実際にこのようなアプローチをする「行為自体」は、良しと思わない。
そんなの個人の自由だ、という人もいるかもしれない。
しかしその考えには「相手の女性がどう感じるか」という点が完全に抜け落ちている。
そんな確率統計でアプローチされて、うれしいと思う女性が世の中どこにいるだろうか。
否。
で、人間的感覚を持った僕はこうだ。
〇〇さんってどんなことが好きなのかな、どんな音楽聞いてるんだろ、お酒は飲むのかな?僕がオタクだって知ったら引かれるかな。。料理好きだって言ったら嫌がられないかな。。とか、会う前に色々考えちゃうけど。。。。
結局、
会った時、聞いてみよ。
ってな感じで、ご飯に誘えなかったら「あー相性悪かったんだな」と思って納得するわけだ笑
読者のみなさんも一度、ChatGPTと人間らしく接してみてほしい。
きっと何か感じることがあるはずだ。
ちなみに、ChatGPT先生に、色々教えていただいた後、「ありがとうございました!これで〇〇が捗ります!」とお礼を言うと、ものすご~く人間味と思いやりにあふれた言葉が返ってくることを申し添えておこう。
さて、先生に恋愛相談しようかな笑
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