2020/10/17 広瀬隆雄さん(じっちゃま)Youtube 要約(手動によるほぼ全文の文字起こし)<有料>

自動翻訳のNoteだけでは芸がないので自分の気づきの為にも要約を作っていこうと思います。他にも要約を作成しているNote、ブログ,Twitterがあると思いますが要約は人によって、まとめ方が違いますので、私も私なりの要約を作っていこうかなと思いました。

リピート再生等、6時間以上は時間がかかっていますので有料でのNoteとさせて頂きます。返金はできるようにしておきますので内容にご不満がある場合はご返金下さい。初の有料ノートにて100円で設定します。

仕事柄議事録をよく作成しているので、簡単にできるかなと思っていましたが動画が長いので思っていたより大変でした。購入者が少ない場合、毎回要約は作らないかもしれません笑 自分が知らない銘柄などは書くのが難しいですね。

要約ということですが基本的にはフルカバーしています。文字起こしに近いです。総計23000文字となります。

<以下要約>

1、年初来から1月~10月でS&P 7.8%程度上昇:過去の大統領選挙の年の株価を見ると現職大統領(トランプ)が勝つ可能性が高いシナリオ。現職が負けるシナリオでは株価が下落している。

2、ファイザーCEO=新型コロナ枠審の申請を11月第三週頃(当初じっちゃまが考えていたより2~3週間遅い)と発表。申請のタイミングが遅れたことは成功の確率とは関係ない。データが揃うのに時間がかかっただけ。

・ワクチンはクリスマス商戦には間に合わない:クリスマスはネットで我慢。外出関連銘柄=チーズケーキファクトリー、ハイアットホテルズ、デルタ航空、マリオットホテルはお預けになる。アマゾンで買い物、ネットフリックスを見るというクソ面白くないクリスマスとなる。

・バイデンが負けるシナリオ:環境関連銘柄、インフラ関連の投資が増えるというストーリーが崩れる。上院も下院も全部民主党で占めた場合、財政規律の面からみてよくないため長期金利が上昇するという懸念があったがそれが遠のくかもしれない。キャピタルゲインの税率を増税する(過去に増税された1987年、2012年の時は増税前に駆け込みの売りが出た)ことの懸念もなくなる。

・クリスマスに向けての戦略:アマゾン、テスラ、ズーム、バイオンテック、フェイスブックなど代り映えしない銘柄で普通に相場を貼るのが良いストラテジーではないか。

・10月は1929年に暗黒の木曜日という暴落、1987年にもブラックマンデーがあった。10月第3週までは気が抜けない。が、同時に過去のブルマーケットは10月から相場が始まっているケースが多い。(今年は暴落が来るんだというネガティブ一辺倒という偏った相場観を持たないで下さい)10月はベアキラーとしても有名。11、12月、1月の3か月は1年で最も強い相場。フルインベストで取りにいかないといけない。弱気意見もほどほどに。そろそろ意を決して出動しなければらない。

・アメリカ大統領選挙は激戦です(トランプが勝つかバイデンが勝つかわからない)。自然体で行きましょう。トランプが勝った時にバイデンが勝つと思っていると初動に乗り遅れる。頭を切り替えてポンと相場に乗る(2016年も同じ。ヒラリーが勝つと思ってトランプが勝ち、日本勢が売った後に、相場が上がった。冷静に考えればトランプのほうが相場にとって良かった)

・14世紀の哲学者にオッカンという人がいて、オッカムズレーザー(オッカムのカミソリ)という考え方がある。オッカムズレーザー=すべてのことがイコールの条件とすれば最もシンプルな考え方、ソリューションがほとんど正しい。(バイデンが勝つと思い株価が上がっていると思っている人が多いが、実際にはインフラ投資関連銘柄は動いていない。マーケットはトランプが勝つことを織り込んでいるのではないか?ということを考える)

・ジムクレイマーがどの金鉱株を推奨しているかは知らない(一番有名な産金会社はニューモントNEM、バリックゴールドGOLDでそのあたりが王道)


<以下Q&A>

・Q1:TSM決算良かったが値動きが良くない。カンファレンスコールで悪材料はあったか? 

 A1:決算発表後のニュースはなし。第3クォーター9月期EPS コンセンサス予想4.27台湾ドル、結果5.3台湾ドル(良かった)。売上高 予想3152億台湾ドル、結果3564億台湾ドル。売上高成長率 前年同期比プラス21.6%。第四四半期 コンセンサス予想 売上高 119.8億米ドル、会社側の124 - 127億米ドル(問題ない)。

・Q2:RPRX 42ドル守れなかったが売りですか?

・A2:売りではないです。(公募が42ドルで値決めとなった)たぶん大惨事にはならない。値決めされた水準がその直前に取引されていた株価よりめちゃくちゃディスカウントではなかった。もしディスカウントであれば心配(じっちゃまは公募の値決めの仕事をしていたので値決めの呼吸に詳しい)。マーケティングに苦しんだ形跡はないのであまり心配していない。

※値決めがうまく行っていない時、シンジケート部長がLet's fine where investors live?とポエムを吐く。「一体投資家はどの辺に住んでいるんだ?(投資家の心の位置はどこにあるのか?)」→ 機関投資家向けセールスがヘッジファンドンドのマネージャーに「下です」と言う(ヘッジファンドにショートさせる) → ヘッシファンドマネージャーがショートの買い戻しを公募で貰う。つまり空売り筋は敵であると同時に共犯者でありコラボレーター。カットバックする(1万株の需要が来たなら半分の5000株だけ渡す)。ヘッジファンドマネージャーはショートのケツ入れができなくなるので成り行き注文を入れてショートの買い戻しをする。(つまりショート筋の売り圧力を生かすも殺すもシンジケートマネージャーの腕一つ)

※対照的にドラフトキングスDKNG、公募を発表された高値65ドルから、ものすごくしたで公募値決めがあり、その水準を死守できず更に株価が下落。原因:恐らく1万株ヘッジファンドがショート → 公募価格で買い戻し(利食い) → 1万株ショートして1万株が来たということは買い需要が強くなかった → もう一度ショート → 公募価格が割れた後でも株価が下がっていく。(証券会社とヘッジファンドでの駆け引き)

・Q3:SPACについてこの上場の仕組みを証券取引所が認めている理由は?発行企業体にとってメリットがあっても一般投資家にとってほとんどメリットがないのでは?

・A3:SPAC=特別目的買収会社(つまり空箱)。投資家から資金だけを集めて何を買うかは決めていない。通常は未公開の企業を買収する(DKNGはそういう形で裏口上場した)。ヴァージンギャラクティック、ニコラもSPAC上場。投資家にとってのメリットは、IPOや未公開株で株が回ってこないのが通常だがSPACであれば買うことができる(個人投資家が未公開株に投資するチャンスはアメリカでもありえない)。SPACは早い者勝ちで購入できる。個人投資家から人気の理由は「買わせてもらえるから」。通常の場合、集めた金は1年以内にSPAC主催者がターゲットカンパニーを選んで「ニコラを買います」などアナウンスをする。株主総会で緊急集会があり株主投票で可決すれば買収する会社が決まる。なぜプライベートカンパニーがSPACで上場するか?というと、株主上場はハードルが高い(利益を継続して出す、コーポレートガバナンスなどの情報公開)。正規の手法でIPOできる企業は非常に限られており会社として体裁が整っていない会社が投資資金を欲しいといった際に、SPACによる上場でキャッシュを得ることができる。空箱=10ドル(100%キャッシュ)で株価が張り付く。マネージャーが買収会社を発表したところから株価が動き始める。相場の若い段階からの乗っていくことができるのがSPACの魅力。リスク=べンチャーキャピタルファンドやプライベートエクイティファンドが普段負っているリスク、もしくはそれ以上の高いリスクを、一般投資家が負っているということ。通常ベンチャーキャピタル、プライベートエクイティブファンドに投資できるのは適格投資家(家などを除いて1億円の資産がある)にしか許されていない、理由はハイリスクなため。リスク=買収目的会社が不明のうちから投資すること、被買収企業の中身・ディスクロージャーの問題などがある。

・Q4:クラウドストライクなど成長株はバイデンが勝った場合一度大きく売られるのか?

・A4:売られると思うがそれはクラウドストライクを売る理由にはならない。バイデンが勝った、ということはどうでよく(誰が大統領でもクラウドストライクに関係ない)、決算の方が遥かに重要。

・Q5:PRRX はガチホの背景として潤沢なキャッシュフローと何を確証としておけば良いか?

・A5:営業キャッシュフローマージンが78%ある(78%もある会社はない。社員が30名しかない、世界で一番儲かっている会社ではないか?キャッシュフローの塊を買っているのと同じ)。ただし急成長ではない。著作権のポートフォリオを50種持っており分散が利いている。ブロックバスター薬もあるし低成長の薬もある。売上高の成長率は9%、利益成長率は11~13%程度(向こう5年、10年の長期を見据えた場合)。足元は45%の成長率(ちょうどいいタイミングでのIPOのため)。株価も11~13%成長してもおかしくない。

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