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パンツがチラっと見えたらパンチラだ
パンチラは幸せが詰まってる。
「パンツを見せてください」とお願いして見るパンツもなかなか興味深いんだけど、それはエロになっちゃうんだよ。
そうでしょ?お願いを受け入れて見せてくれるパンツの先にはSEXの可能性がある。
むしろパンツまで見せてくれてるのに、そこで終わると逆に失礼になるかもしれない。
つまりお願いパンツはエロなのだ。
街や職場、電車や階段なんかで遭遇する純粋なパンチラに出くわしたとして、それが故にSEXを申し込んだとして成功するだろうか?試しに考えてみよう。
「あなた今パンチラしてましたよ?僕とSEXしませんか?」
うん、案外悪くない。
爽やかで心地よくそれでいて目的が明確な素敵なセリフだ、そうしたら女の子はきっとこう返すんだ。
「あらやだ悪い子だわ、それじゃ私のパンツにしか興味が無いって事かしら?赤いパンツに興奮しちゃったかな?」
挑発するような彼女の視線をよそに私は余裕たっぷりに言い返すんだよ。
「挑発的なそのパンツの色だけじゃ無いんだよ、キミがあまりに魅力的だからもっと色々知りたくなったのさ···色々ね?」
こうやって間違いなく二人はホテルにしけこむ事になるだろう、でも問題はパンツがないがしろにされている点だ。
今日はパンチラの話がしたいんだよ、SEXに誘わない場合の話に限定するとしようか。
「パンチラ」はエロで有るかもしれないけど、その殆どの成分が「幸せ」で出来てるって事なんだ。
意図せず、唐突にチラっと見えたパンツ。心がじゅわっと熱くなり幸せがこみ上げてくる。
なんだか身体も軽くなってなんでも出来そうな気分になる。
ここまで大好きパンチラだけど、自分から見える場所を確保するとかそういうのはしない。
盗撮とかもってのほかだよ。
天然モノ(?)で無ければ幸せになれないんだよね、まぁわかんでしょ?
でさ、ついに久しぶりに見たのよ!天然モノのパンチラを!そんなお話です。
最近ちょっと私イライラしてるみたいで、妻とも喧嘩をして、ご両親とも言い合って、精神科の先生やカラオケ屋の店員や警察にもイライラをぶちまけてたんだよね。
誰も私をわかっちゃくれないって反抗期みたいな事考えてため息交じりに電車に乗ったのよ。
その日は雨で更に気分も落ち込むし、じっとりした車内は不快そのもの。
人がまばらだったので6人用のシートはゆったり5人で座れて、それだけがまだ救いのように感じたんだ。
今までの事やこれからの事なんかを考えて、両足の間に立てた傘の取っ手に両手を添え、その上に額を乗せて床を見て、深くため息をつくと電車は動き出す。
もう一度ため息をつくと次の駅についた、まばらな乗客の中に女子高生がいて私の正面に座った。
パンチラ大好きな私はチラリと女子高生を観察するんだけど、コレは無理なヤツ。
上品な雰囲気のメイクで可愛らしいんだけどキチッとした感じで、どこか良いとこのお嬢様学校なのかもしれない、なんせスカートがヒザ下なんだよ。
私は身長が高いんだ、座高も高い、しかも腰をヘルニアでやってるから背中をぴったりシートにくっつけて乗車しないとすぐに腰を痛めてしまう。
だからどうやっても正面パンチラが見えないんだよね、わかってる無理に見るのはルール違反だそんな事しないよ。
そんな事を考えてたら目の前の女子高生は足元においたカバンに折りたたみ傘を仕舞いはじめた。
でも、なんだか様子がおかしい。
あろうことかガバッと開脚してカバンをガサゴソしてるんだけど、その足の角度···120度は超えていたと思う。
そこまで足を広げたらたとえ膝上のスカートだろうがめくれ上がるんだよ。
黒いパンツだ。
清楚な雰囲気の可愛い女子高生が今、目の前で、120度以上足を広げ湿度の高い車内でむっちりしっとりした太ももと、クロッチまで確認できる黒いパンツを私に与えてくれてるんだよ。
スパッツとかじゃない、本物のパンチラだ。ってかパンモロなのかも?
私の隣に座ってたオバハンも一緒に見てたんだけどアワアワして窘めるべきかどうか迷ってるように見えた。
私はというと先程同様のため息をついて「やれやれ今日はなんて最悪な1日なんだ」を表面上継続していたけども、その実脳内では···
ひゃっっっほぉぉぉおおおおーーーーーー┗(^o^)┛┏(^o^)┓┗(^o^)┛┏(^o^)┓
おらぁああぁあーーーーキタキタキタぁぁぁーーーー
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しゃーあーあーーーーーーーーっつつつ┗(^o^)┛┏(^o^)┓┗(^o^)┛┏(^o^)┓
ひゃっはーーーーめっちゃ嬉しいぃぃぃぃぃいーーーー┗(^o^)┛┏(^o^)┓┗(^o^)┛┏(^o^)┓
おひょよよよーーーー
パンツ!!パンツ!パンツ祭じゃぁぁあーーーーーいぃぃぃいいい〜ひゃっほーーーーーー!!!
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パレード!パレードだ!突き抜ける青空に色とりどりの紙吹雪が舞ってんのよ!
トランペットとか像とかパオーンパオーンでパフパフパーーだよこんちくしょーーーー!!
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あーもう最高!あーもう幸せ!もうホントありがたい!もう脳がとろけりゅーーーー
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静寂の車内。
ふとその女子高生と目があった、ハッとした目をしたあと足を閉じ、なんだか恥ずかしそうにしてた。
私も申し訳無さそうに頭をポリポリ。
気づけば胸を占領していたイライラはいつの間にかキレイさっぱり消え去って、かわりに幸せな気分で満たされていた。
暖かで優しい気持ちに包まれることが出来て感謝の気持ちでいっぱいになりました(*´꒳`*)
本当にありがとう、そんなお話。
あぁそうだSEXのお誘いすれば良かったな、きっと上手くいったのに(´>ω∂`)
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