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ねコラム~我が家のね子育て、ルーティーン、生活の日常~



よく猫の質問されるのでここでまとめておく。
まずは我が家の猫紹介から!



*長女お寿々(おすず)

おすずちゃんベビ期、こんな可愛かったのに今ゴジラみたい(出生名エミリー。全然エミリーって顔じゃないw)
池袋の劇場通り沿いのペットショップで出会い、おすずは生後4カ月で我が家にやって来た。もう引き取る前からメスのベンガル飼うって決めてて、「おすず」という名前も急に閃いて絶対この名前つけるって決めてた。初めて対面したとき抱っこされず暴れまくるその姿が「あー猫っぽくっていいな」と思ったのと顔が「おすず」って顔だったからその場で即決。20万くらいしたんだけど13万まで負けてくれたおじちゃん元気してるかな。
とにかく暴れん坊で全然最初寝なくて、私毎日寝不足だった気がする。トイレはもう覚えててしつけしなくてよかったから楽だった。でも本当に元気。ずっと走り回ってるそんな幼少期。意外と寂しがり屋で初めてお留守番させたとき布団うんこまみれにさせたおすずちゃん。そして赤ちゃんの時から変わらないこのタレ目具合よ。困ったみたいな顔してるのたまらん。


大きくなってからのすず子。とにかくプライド高くて、他人が嫌い。(でも宅配のお兄さんは好き)病院行くと暴れ叫びまくるので先生が猟犬用のグローブはめて出て来る。ダメな日は麻酔しないと健康診断すら出来ない。気が強いんだけど小心者のビビり。チビが来るたびに声が出なくなったり毛が禿げたりするから意外と繊細。大きい音がすると飛び跳ねる。機嫌のいいとき以外触ると「シャー」って言う。(飼い主にシャーって言う猫なんている?)
でも家帰ると一番に猛ダッシュして迎えてくれるし、ねんねするときは赤ちゃんの時から使ってるベットで通称バブちゃん(布をフミフミする赤ちゃん返り)をする間ずっとなでなでしないと怒る。お風呂上りもなぜか待っててくれる。表情豊かだけどたまにヤクザみたいな顔する。典型的なツンデレ。家に遊びに来た人は、全然懐かないのになぜかおすずが一番可愛いって言うw
赤ちゃんの時はちゃんとヒョウ柄だったのに、今は目を細めてみないとヒョウ柄じゃないwwこの前ツイキャスで「キジトラちゃん?」っていわれたくらいには柄が悪い。ガラも悪い。私も「やーいどら猫ー!」っていじったりするけど、勿論「シャー」と怒られる。でもシャー!の時の顔が可愛すぎてついついやっちゃう。あと寝てる時いびきがうるさいw(喉ちんこ長いせい)
あだ名は「すず子」「ちゅじゅ」「ちゅっちゃん」「どら猫ww」


*次男天之助

天之助ベビ期
はあ、今見てもまじ天使。顔がマジで可愛すぎて初めて病院行ったとき先生もメスだと思ったらしく「おりんちゃん」という名前を付けるが、1週間後病院に行ったときに「タマタマがある!男の子だ!」となり急遽改名。丁度実家の猫が亡くなった後にやってきたので天からまた猫がやって来たということで「天之助」に。赤ちゃん時から甘えん坊で、くっつき虫。おっとりしてるように見えて遊ぶの大好き。去勢したときタマがでかすぎて先生に「こんな可愛い顔でタマタマこんなでかいの」と言われる。

大きくなってからのてんてんは相変わらず甘えん坊。すぐゴロゴロ言う。兄弟猫が亡くなってからさらに甘えん坊になり、四六時中私にくっついてる。と思いきや八方美人なので、弟にもベッタリ。家に若い女が来ると女にベッタリなる女好き。誰に似たんだか。お尻癖が悪くおトイレがトイレで出来ない子で、必ず家の廊下の隅でする。そのせいで廊下の床は木が腐ってる。普通に色々試したけどどれも効果がないので今は諦めている。小食で身体が細い。そして何より体が弱い!医療費いくらかかったかわからないほど!あだ名は「てんちゅけ」もしくは「てんてん」


長男桃次朗

桃次朗ベビ期
先代の黒猫が「桃子」ですごく長生きしてくれたので、桃に次ぐってことで桃次朗。めちゃくちゃ大人しくて控えめな性格なんだけど、おもちゃが誰よりも大好きでおもちゃ出すと暴れまくる。よく食べよく眠りよくうんこするおりこうさん。一番手がかからなかったかも。「僕は別にいいもん」って顔しながら、皆がいない時に急に甘えん坊になるあまのじゃく。



こんなに愛情込めて育てたのに、何故か私より弟のことが一番好き。弟が声かけると私にもやらないくらいの可愛い声で鳴くのに、私が声かけると「ニャッ」と適当な返事。相変わらずおもちゃ大好き。気が弱いため我が家の猫皆から喧嘩売られて取っ組み合いしてやられ役の桃ちゃん。なぜかツイキャスしてると焼きもち焼くのかずっと鳴いてかまってちゃんする。抱っこが嫌いで、抱っこすると死んだようになる。黒猫なんだけど模様が靴下穿いてるみたいなのと、よだれかけしてるみたいなのと、腹巻とパンツのような柄がお腹にある。病院行くと固まって石になる。なぜか「ももちゃーん」と名前を呼ぶと逃げる猫。あだ名は「もっちゃん」「ももじ」



*三男米丸


米丸べビ期。やんちゃで壁ガリッガリにするパワー系にゃんこ。だけど性格は誰よりも温厚で社交的。3兄弟の中和剤みたいな存在。米丸だけ名前がなかなか決まらず、最終的に「おにぎりみたいだから」という理由で米を丸めるで米丸。一番の甘えん坊で常に私の後追っかけてるあまったれぶり。こう見えて3兄弟の中で一番喧嘩が強い。あだなはそのまんま「おにぎり」



3歳という若さで原因不明の「急性肺炎」でこの世を去った米ちゃん。私が何処にいてもこの写真みたいに飛び乗って来るくっつき虫で、他の子の名前呼んでも「僕だよね?」と身を乗り出してくるような可愛いにゃんこ。おすずと仲良くなるのも一番早くて、どの猫とも仲良くできるお利口さんだったなあ。すぐゴロゴロ言うから「すぐゴロウ」というあだ名がつくほどゴロゴロがすごかったにゃんこ。お留守番させると寂しいのか必ず私のベットにうんこする。抱っこ大好き!僕を構って!構って!ってかんじの天真爛漫な良い子でした。今頃先代の猫追い掛け回して遊んでもらってるといいな。


*末っ子お麦


お麦ベビ期(出生名ハンターキャロル。ブリーダーさんネーミングセンスありすぎ)
まじで甘えん坊で、私の身体を上ってきて顔にすりすりしたり、ねんねする時は必ず私の顔に乗って寝るほどの甘えぶり。来たとき死にかけたのと、乳離れが出来てなかったせいで自発的にカリカリを食べるまで本当に子育て大変だった。一番手がかかったんじゃないかな。引き取った日が8月6日の広島原爆が投下された日だったので、はだしのゲンにでてくる「麦は踏まれて強くなる」というセリフから強くて健康な子に育って欲しいなという意味で「お麦」と命名。ペットショップでガタガタ震えてて鼻水ズビズビ、咳も酷かったので見てられないという理由で引き取った。その後かなり風邪をこじらせていることで生死彷徨ったけど、なんとか生き延びてくれました。(みんなはクー&リ〇からは引き取らないように)


ベンガル特有のグリッター(キラキラした毛)がめちゃくちゃ綺麗で、ヒョウ柄も美しくて、顔だけは天才と呼ばれるレディに育った。そう、顔だけはね、めちゃくちゃ美人なんよw
問題は性格。ベンガルのメスってやっぱ難ありに育ってしまうのか、うちに来るベンガルがそうなってしまうのかわからないけど、本当に聞かん坊で!!!!「コラ、ダメでしょ!」って怒ると飛び掛かって来るんだけどそんな猫他にいる?飼い主に飛び掛かってくる猫なんて聞いたことない!
今3歳だけどまだまだやんちゃだし、壁登るし(蝉みたい)、ポスターびりびりにするし、私のスリッパガジガジにするし、すぐ噛みついてくるし…。あとケツ触るとめちゃくちゃ怒る。
なんか知らんけど私が出かけようとしてる時とか、忙しい時に限って急にゴロゴロニャンニャンの甘えん坊になるので遅刻覚悟で抱っこして可愛い可愛いしてる。ベンガルのくせに3キロ弱しかなくって小さいのでみんなから赤ちゃん扱いされている。あだなはムギムギベイビー。または「おむ」


そして我が家のルーティン。まず朝起きたらみんなに「おはよー」と挨拶してからキッチンに向かい、蛇口をひねる。(みんな蛇口から水のみたがるため)あとはご飯の補充、水の補充、トイレのうんこ取る。

あとは私の普段通りの業務をこなしながら、にゃんこが寄って来たり何か訴えてきたら構ってあげたり、という感じ。私が仕事の時は大体ねてて、私が帰ってきたら起きだすし、私が休みの日は夜まで大体皆日向ぼっこしながらねんねして、夜が更けてきたら起きだしてってかんじ。基本自分から猫に絡みに行くことは無くて(寝顔が可愛い時とかはお腹にダイブしちゃうけど)猫が求めてきたら、構うという方針である。構いすぎると猫に嫌われるので。特に我が家の猫は。

でも1日に一匹ずつに向き合う時間は作ってて。一回ちびたちが来たときにおすずが声が出なくなっちゃったときに、先生から「まずは年長者から声をかけて、一匹ずつ向き合う時間を作ってね」と言われたので、帰宅した際はまずおすずから声かけて、おやつあげるのもおすずから。
そして機嫌がよさそうな時に近寄って抱っこしながら「あー!今日もかんわいいねえー!健康でいて偉いねー!!世界一だねえ!世界一大事だよー!」と声をかけるようにしている。猫は50個くらい言葉を覚えるらしい。だからよく話しかけている。「長生きしてね、ずっと一緒にいようね」とか「今日も元気でいてくれてありがとうね」と必ず毎日伝えるようにしている。
だって本当に猫って言葉わかるもんね。「缶詰?」って言ったら寝てても飛び起きるし、「可愛いね」と声かけると瞳孔ブワッと開くし。

そしてお家の中は基本物を出さない、という決まりを作っている。いたずらしたり誤飲してしまったら困るので基本収納しておく。インテリアなど二の次である。もう部屋を可愛く飾るということは諦めた。
勿論芳香剤は使わないし、アロマも使わないし、猫が触れるものはすべて柔軟剤は無香料無添加。自分に塗るボディークリームも無香料。猫や犬などの動物は香料がダメで病気の原因になるので、排除。家を好きな香りに出来るの羨ましいけど、動物がいる人は諦めるしかない。

あとちゅーるは基本あげない。(塩分が高いと聞いたので)
病気の時なんも食べない時か、缶詰がない時以外あげない。
缶詰は週に一回ミャウミャウのやつをあげてて(タウリンや乳酸菌が豊富、ちゃんと先生が開発したものなのにそんなに高くない)それに腎臓や桃ちゃんは喘息に良いサプリを混ぜてあげている。
余計なものは基本あげない。有難いことに人間の食べ物も欲しがらないので、助かっている。

あと我が一族の家訓で「何よりも動物ファースト」というのがあるので、基本的に動物が優先である。疲れていようが具合悪かろうが動物が一番。私がどうであろうが猫には関係ないのでね。何よりも大事なのは猫じゃなきゃだめなのである。猫にとってどうしたら生涯幸せに暮らせるのかを考えて、その環境を守ることが飼い主の使命。
例え男が出来ようが、自分の中で悲しいことがあろうが、猫ファースト。

ベットやソファーは猫が好みそうな素材の物を置くし、キャットタワーはモフモフ素材のを買うと毛ですぐ汚くなるので、猫が座るところ以外は木でできてるものを使ってる。猫が座るとこは取り外して洗えるので便利。
使う時期は冷房暖房は常につけっぱ。でも電気代8000円くらい。(エネオス電気にしたら安くなった)

あと一番大事なの、保険!!!!!!!!!
これは本当にごり押ししておく。月々2000円払えば病院代の負担が大体半分になる。入院は5万~するし、手術なんてなったら40万くらい平気で飛ぶし、ちょっと具合悪くなって検査するのだって2万くらいかかる。この負担を月々2000円ほどで少なく済むのだ。動物飼ってる人は全員入ったほうが良い。「今は健康だから」って思うかもしれないけど、いつ何時どうなるか本当にわからないからね!!!

そして次に大事なの、病院!!!!
我が家は近所に良い病院がないので、わざわざ5km先の病院に行っている。タクシーで往復5000円、電車で行ったら一時間半かかるへんぴなところにあるんだけど、この病院の凄いところはドクターが常時6人いて、それぞれ得意分野があること、そして置いてある機械が最新であること。値段は少々高いが、何度も命を救ってもらったので絶大な信頼をおいている。

最初に担当してくれたY先生は無類の猫好きで、気性が荒いおすずにも根気良く付き合ってくれて、麻酔を使わず検査してくれたり、時には自分で車を運転して我が家まで来てくれて、おすずを見てくれたこともある。
黒白3兄弟が我が家の庭に捨てられた時も、いっそいで車運転してきてくれて、一緒に捕まえてくれためちゃくちゃいい先生だった。相談や困ったことも親身になって答えてくれる、本当に素敵な先生だったのだ。
でもその先生が家庭の事情で転院になってしまい、その後任に任された先生が、まー腕はいいんだけどめちゃくちゃ不愛想で。おすずには問答無用で麻酔打つし、めちゃくちゃ淡々と診察や施術するからなんか不満で。
そんな時、米が亡くなって。亡骸と対面したときに立ち会ってくれたのが、今お世話になっているS先生。亡骸と対面したときショックで立てなくなって、泣き崩れる私にS先生は肩を支えてくれながらこう言ってくれたのだ。

「米ちゃんが亡くなったのは、本当に急性の原因がわからない肺炎だったんです。医者の私でも、気づかなかったと思います。だから自分のせいだって、絶対責めたりしないでください。帰ったら米ちゃんに頑張ったね、って声かけて抱きしめてあげてくださいね」

と。

「私のせいだ。私がもっと早く気づいてたら」と自分を責め続けた私にとって、その言葉はすごくずしりと心の中に入って来た。悲しくて悲しくて、身体が引き裂かれたみたいにつらかったけど、先生のその一言が、私の気持ちを少し軽くしてくれたのだ。

以来私はS先生にすべてをお願いしている。麻酔をかけると家帰ってからも目の焦点が合わず、フラフラするおすずが心配になってしまうので麻酔をかけないで欲しい、という無茶なお願いも受け入れてくれて、おすずもS先生の前ではなんとか大人しくしてくれる。
天ちゃんが尿路結石で生きるか死ぬかまで行ったときもすごく親身になって話をしてくれ、私の不安も聞いてくれて、大変なオペも無事に終わらせて頂いた。この前も胃腸炎で入院したが、天ちゃんはS先生が大好きなのでいつも大人しく抱っこされている(飼い主ちょっとジェラシー)
そしてなにより病院に連れて行くと、みんなを「可愛いねー元気してたー?」とフランクに猫に話してくれるとこも好きだ。やっぱりどうせなら動物が好きな先生の方が信頼置けるもんね。

あと看護師さんもみんな良い人で。もう8年くらいの仲だから入院中も安心して任せられるし、その日の状況報告も丁寧だし、みんなきちんと一匹一匹に向き合って声掛けしているのを見ると素敵な看護婦さんたちだなあと思う。ちなみに天之助は女好きなので、入院中は看護師さんに甘えまくってるから大人気らしい。「すぐゴロゴロ言って、構ってーってするんですよー天ちゃん可愛いですねー」って言われるのだが本当に女好きで良かったなお前さんよ。



私がもっとお金を稼げるようになったら、広い一軒家を買って引き取れるだけの子を引き取ってみんなの一生を幸せにしてあげたいなあと思う。
虐待されてた子、病気の子、劣悪な環境で育てられた子、殺処分、目をそむけたくなるような動物の情報がtwitterでよくみかけるけど、本当に胸が痛くなる。経済的余裕があったら全員引き取ってあげたいけどそれは今は出来ないので定期的にnoteの売り上げから募金するくらいしか私にできることは無いのが無力だなあと思うんだけど。

世の中のすべての動物たちが、人間のエゴで苦しめられることがなくなるといいなあ。

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