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口数の少ない友達は私といる時だけ饒舌です

さ「〇〇…」

○「なんですかいな」

夜22時

急に話しかけられるとびっくりしますわ

さ「明日出かける」

○「どこ行く?」

さ「んん…かっきーと」

あら、ちょっぴり恥ずかしい

○「なにか食べてくるの?」

さ「カレー」

○「好きだねぇ」

さ「好き」

さ「いひひっ」

なんの笑いでしょうか

○「楽しんできてね」

さ「うん!」

ーーーーー

遥「〇〇さんからだ」

〇〇:さくらをよろしくお願いします

遥香:お任せください

〇〇さんは真面目な性格だなぁ

毎回送ってくるもん、こんな彼氏欲しいなぁ

さくら:何時に集合?

遥香:11時に集合

さくら:はーい

遥「向かうとしますかぁ」

ーーーーー

遥「あ、いた!」

さ「かっきー!」

遥「あれ、前髪どうしたの?」

さ「間違えて切っちゃった…やっぱ変だよね」

遥「全然変じゃないよ!すっごいかわいい!」

さ「だってオン眉だよ?」

遥「いいじゃん、ちっちゃい子みたいで好きだよ」

さ「〇〇と同じこと言ってる」

遥「〇〇さんもそう言ってたんだ笑」

さ「二人して子供扱いしないでよ!」

遥「ごめんごめん笑」

遥「早くカレー食べよ?お腹空いたでしょ」

さ「食べる」

遥「ほんと好きだよねカレー」

さ「好きだよカレー」

遥「私とカレーどっち好き?」

さ「ん〜かっきー笑」

かわいいやつめ

遥「今日はどこのカレー屋さん?」

さ「今日はね〜ネットで調べて美味しそうなとこ選んだんだ〜」

遥「私好きそう?」

さ「好きだと思う!」

遥「楽しみだな〜」

スマホで行き先を調べてくれてそれについていく

さ「ここ!ここ!」

さ「入ろ!入ろ!」

ぴょんぴょん跳ねながら言ってるのがかわいい

ちょっぴり和食感がある店内で

端っこの席に座った私たち

遥「カレーが美味しいの?」

さ「うん、口コミにそう書いてあった」

見るタイプなんだ、意外

遥「すいません!」

遥「チキンカレーと…」

遥「何食べる?」

さ「あ……あ…」

さ「ん…」

遥「カツカレーで」

割とがっつり食べるんだ

遥「楽しみ」

さ「さくも楽しみ」

さ「いひひっ」

笑い方変わらないなぁ

ーーーーー

遥「はぁ…食べた食べたぁ!」

さ「美味しかったね」

遥「ボリュームすごかったね」

さ「ね!」

遥「今日は夜ご飯いらないかもなぁ」

さ「それ全然食べるやつじゃん笑」

遥「お会計しますかぁ」

ちょうど3000円ポッキリ

なんかこういう時嬉しいよね

さ「あ」

遥「?」

さ「これ欲しい」

カレーのヘアピンを指差したさくちゃん

遥「〇〇さんにお土産?」

さ「付けよっかなって笑」

遥「いいじゃん、似合うよ」

さ「いひひっ」

ーーーーー

○「おかえり」

さ「ただいま」

○「何食べてきた?」

さ「カツカレー」

お、中々がっつり

○「美味しかった?」

さ「うん」

○「遥香ちゃん元気だった?」

さ「うん」

○「そりゃよかった」

○「夜ご飯はどうする、食べる?」

さ「カレー」

ここまで来ると怖いよ

○「わかった、美味しいの作るね」

〇〇:さくらのことありがとうございます、二人とも楽しめたみたいで笑

遥香:こちらこそお昼代ありがとうございます、さくちゃんの写真送っておきますね

〇〇:すっごいかわいい

遥香:今度〇〇さんと行きたいって言ってましたよ

あらすごい嬉しい

〇〇:それはとても嬉しいですね笑 ではカレー作るのでここらへんで

遥香:カレー!?

遥「やっぱいい人だなぁ〇〇さん」

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