秋って結局なんなの！？

姫「秋は結局なにが正しいの！？」

○「なんだうるさい」

姫「秋は多すぎる！」

○「なにが多いの？」

姫「〜の秋ってやつ！」

姫「食欲の秋、運動の秋、芸術の秋」

○「そんなないじゃん」

姫「あとは…バレエの秋」

○「ねぇよ」

○「勉強の秋もあるけど」

姫「それは入れません」

○「入れろや」

姫「なんの秋が正しいのか決めようよ」

○「決めて…どうするの？」

姫「確かに…」

姫「どうしようね笑」

○「決めてないんだね」

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姫「まずは食欲の秋！」

○「梨や栗、秋刀魚色々あるけど」

姫「梨食べたい」

○「自分で皮を切るって選択肢は」

姫「ない！笑」

包丁で梨の皮を切って姫奈に渡す

姫「んまい！」

○「それは良かった」

姫「柿も！」

○「僕は君のなにですか？」

姫「ん〜ひつじ！」

○「執事ね、あと違うし」

柿の皮をむいて姫奈の前に出す

姫「ん〜美味しい！」

姫「次は〜」

○「まだ食べる気？」

姫「そりゃあそうだよ！」

○「太るよ」

姫「うるさぁい！」

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姫「次は運動の秋」

姫「今から10キロランニングだ！」

動きやすい服装で外に出る

○「行くよ〜姫奈」

姫「はーい遅れないでね〜笑」

一緒に走り出す

最初は一緒に走ってたけど

3キロくらいすぎたタイミングで

○「はぁ…はぁ…」

姫「まってぇ…〇〇ぅ…」

気づいたら後ろにいってて

7キロのタイミングで完全にいなくなりました

○「はぁ…やっと終わった…」

歩いてきた道を戻っていると

姫「〇〇終わったのぉ…？」

完全にバテバテの姉と会いました

○「僕終わったから、あと頑張ってね」

姫「〇〇終わったなら姫奈も終わるぅ〜」

○「運動しなさいよ」

姉の中で運動の秋は消えたみたいです

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姫「芸術の秋！」

姫「今からデッサンするからモデルになって」

○「はーい」

姫「考える人のポーズして！」

○「はいはい」

姫「腕もう少しあげて！」

姫「足もう少し上に」

姫「あー！上げすぎ！」

姫「もう少し頭下げて」

姫「違う下げすぎ！」

注文多すぎる

真剣に描いてる姉

姫「よしできた！」

○「見せて〜」

姫「んふふ〜どうだ！」

○「あ、え、うん」

人？

首から腕生えてるじゃん

指の形キモすぎる

足の組ませ方ひもQみたい

姫「うまいでしょ！」

○「う、うんうまいね」

姫「へっへーん」

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○「お勉強の秋ですよー」

姫「これはいらないね」

○「いりますね」

○「お姉ちゃんはバカだから勉強しなきゃダメなの」

姫「姫奈はばかじゃない！やればできるから！」

○「じゃ、やろっか」

姫「きょ、今日は大丈夫かな」

○「だめです、机に座ってください」

姫「やめてぇぇ…」

○「いい国作ろう？」

姫「………頑張ろう！」

○「鎌倉幕府ね…」

○「泣くようぐいす？」

姫「…静かにしてよ！」

○「平安京」

○「お姉ちゃんほんとにばかだね」

姫「そんなことないもん！」

○「なにか得意なのないの？」

姫「姫奈英語得意！」

姫「なんか単語言ってよ、全部英語にしてあげる」

○「手」

姫「はんど！」

○「頭」

姫「へっど！」

○「肩」

姫「かた！？」

姫「か、か、か〜た〜」

○「英語っぽく言ってもダメ」

○「肩はショルダーね」

このあとみっちり勉強しました

姫「うへぇ…疲れた〜」

○「で、秋は結局なんの秋なの？」

姫「ん〜〜わかんない！」

fin