薬剤師に処方権を

薬局薬剤師として新卒で働き始めて3ヶ月。薬剤師としての職能に疑問を持ち始めていました。勤め先での薬剤師の先輩方はほぼ、処方された薬を出すだけ。たまに疑義照会があるとしても1日量が多い、とか、用法が書かれてませんよ、とか。疑義照会してもDrは受け答えせず看護師が対応する始末。「これって意味無くない?」そう思いませんか?
また、腎機能低下患者や高齢者に対して大量の種類の薬の漫然DO処方。先輩方に「これとこれ減らせないですか?」と聞いても「医師の判断だからねぇ」「これ減らして患者さんの体調悪くなったらどうするん」との返答。患者さんからも「薬多いね、怖いねぇ」「Drに減らして貰えるよう言ったんだけどねぇ」との声。おそらく、Drは忙しすぎてDOで出してるのかなと思いました。確かに忙しいのは分かる、けど患者さんの声が届いてない現状を見ると、やるせない気持ちになる。
そこで薬剤師に処方権があったら、薬剤師の判断で減薬できれば、漫然DOも防げるし、減薬もしやすい。そうなれば医療費削減にもつながるのではないかと思いました。また、正直、風邪とか簡単な症状であれば、多少経験を詰んだ薬剤師なら処方できるのではないかと僕は思います。

薬剤師に処方権があったら、
・医師の負担が減る
・疑義照会等の手間暇が減ることで患者さんの待ち時間を減らせる(患者負担が減る)
・風邪等の簡単な症状程度で、「診察→薬局で調剤」これはお金も時間もがかかりすぎてると思います。この状況を解決できます。

まだ薬剤師として3ヶ月のペーペーですが、そんな新米ですら今の医療体勢に疑問を持つくらいです。そろそろ変わってもいい頃ではないでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?